自分がプライベートで使っているブラウザはNetscape7.1だ。10年近くもNetscapeを使いつづけ、すっかり慣れ親しんでいる。しかし、Netscapeもアップデートもされなくなってきており、そろそろ終わりかなぁ・・と言う気もしている。
では、次にどのブラウザを使うかと言うと、FireFoxかSleipnierのどちらかを使おうと考えている。
そんなところに、Firefoxのユーザビリティを飛躍的に上げる機能が、なぜかGoogleからリリースされた。
Googleは7日、Webブラウザ「Firefox」のブックマークや履歴などの情報を複数のPC間で同期できる機能拡張「Google Browser Sync」を公開した。
Google Browser Syncは、Firefoxのブックマーク、Cookie、履歴、保存したパスワード、開いたタブおよびウィンドウといった情報をGoogleのサーバー上に保存し、複数のPC間で共有できるようにする機能拡張。これにより、異なるPCでFirefoxを利用している場合にもブックマークや履歴などの情報が同期され、同じ環境でFirefoxが利用できるようになる。
そうそう!こういうのが欲しかったんだ。ブックマークやパスワードマネージャなどの情報を、自宅マシンと会社マシンで同期させたいとか、ずっと思っていた。
この機能がGoogleからリリースか・・・。反マイクロソフト系のコラボレーションとしては最強のコンビだ。
英語版のみのリリースだが、日本語版Firefoxでちゃんと機能するとのこと。
かなり重要な情報をインターネットを介して授受する訳で、ちょっとセキュリティ的にどうなのか気になるが、当然通信は暗号化されている。
このリリースでかなりFirefoxに心を奪われたが、やはりまだNetscapeを使うつもりだ。それはITproでちょっと前のリリースだが
Internet ExplorerやOperaなどの競合ブラウザに比べて、常に優位性を保つためFirefoxのメジャー・リリースを最短6カ月に短縮する。次期バージョンであるFirefox2.0は今年の7~9月、3.0は2007年の1~3月にリリースする予定だ。
とMozillaのクリストファー・ビヤード副社長のコメントがあったからだ。Firefoxの2.xのバージョンが出るのは、予定では後数ヵ月後だ。楽しみに待とう。