自分も口座を持っているマネックス証券から気になるリリースが。
インターネット専業証券大手のマネックス・ビーンズ・ホールディングスは28日、2007年5月をめどに、個人投資家向けに、人工知能を持つコンピュータープログラムが株式取引を自動売買する「カブロボ」の商用サービスを始める方針を明らかにした。
コンピューターによる株式や債券などの売買システムは機関投資家向けでは稼働しているが、個人投資家向けに売買サービスを提供するのは業界初。
会社勤めだと、デイトレと言っても、株価をずっと見張っている訳にも行かない。自分の場合は、朝に指値で注文を出したら、昼休みにチェックするのがせいぜいだ。マネックス証券の場合は、多彩な注文方法があるので、助かっているが、やっぱり会社勤めでデイトレはどうしても、全力では出来ない(仕事にも差支えが出ちゃう)。
そこにこの「カブロボ」の登場だ。いわゆる「自動売買」のシステムだが、これを証券会社がオフィシャルにリリースするというところがちょいと驚き。
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それでは多くの投資家が同じプログラムを使ったらどうなるの?と思ったら、
自分が選んだ「カブロボ」に「円安で株式相場も下がったら、この業種・銘柄に買い注文を」「資金の3割を国内株に、2割を債券に…」などと自身の運用方針を伝えると、自分だけの「カブロボ」を作れるカスタマイズ機能もつける。
ということだ。
この数年、専業デイトレーダーが生まれ、自分もそんな人の本を読んだこともある。デイトレーダーも専業(つまり他に職業を持たない)になると、毎日強い緊張を強いられながらパソコンに向かう生活が続き、決して楽な職業ではないらしい。
ところが、このカブロボを使えば、優れたノウハウを持っている人は、毎日パソコンに張り付いている必要もなくなるということだ。自分の勝ちパターンをカブロボにインプットすれば、あとはカブロボにお任せ・・・と。市場の動向やセオリーは絶えず変わるものなので、戦術の研究に没頭できる訳だ。本業を持ったままで、より株式投資がやりやすくなる。
自分にはそんな優れた戦術やセオリーがあるわけではないが、うまくカブロボを使えると、かなり利益を出せそうな気がする。専業にならずとも、デイトレーダーもますます増え、株式投資がさらに身近なものになるだろう。
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