Backblazeの初回バックアップ完了。パソコンのバックアップスタイルは変わった。

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Backblazeでパソコンのバックアップファイルを容量無制限のクラウドに自動保存を実現で紹介したBackblaze体験版をダウンロードし、実際にバックアップをしました。

初回のバックアップなので処理するデータ量は多く、それなりの時間は掛かりましたが、マシンの負荷は小さくむしろ快適、その後のミラーリングバックアップも順調に動作しています。

そして、iPhone/iOS5の「iPnoneを探す」のような、パソコンの盗難・紛失の際の強力な武器となる機能があることが分かりました。
Backblazeのロゴ
そんなBackblazeの試用レポートをまとめました。

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初回バックアップ概況

初回バックアップにかかった時間は約72時間、ほぼ3日でした。
今後は対象ファイルが更新される度にバックグラウンドでミラーリングバックアップが実行されます(のはず)。

この間、同時にパソコンを操作している時間も長かったのですが、立ち上げていたアプリケーションはTwitterのクライアントとFirefox(タブはたくさん開いている)とテキストエディタ程度で、負荷の高い作業はしていません。
寝ている間はそれらのアプリケーションは落とし(ただし常駐ソフトは起動のまま)、Backblazeのバックアップを続けました。

マシンの環境的にはこのようにちょっと非力です。

  • パソコン:ノートパソコン/Windows Vista SP2
  • CPU:Intel CoreDuo U2400 @ 1.06G x 1.06G
  • メモリ:2.5GB
  • ハードディスク:C+Dの2ドライブで合計58.54/69.5GBを使用
  • 回線:光回線(遅い)+無線LAN(Fon 54Mbps)

操作において気になったこと

前エントリで書いたことですが、インストールが終わってOKボタンを押したところで(前エントリの画像参照)いきなりバックアップが始まってしまい、何の設定もできませんでした。
この点だけは不満ですね。それとも操作ミスなのかな・・・。

実際にはメインパネルからバックアップを停止・再開ができます。
もちろんそのように説明もあることはあるのですが、その時は気が付かず、まぁいいや、とそのままバックアップを進めました。
しかし、試してみればバックアップ中でも設定ボタンから設定を変更できました。
Backblazeバックアップ中

この環境設定パネルからの設定で何が一番大事かといえば、この「除外タブ」です。
一番左にある「設定」タブでバックアップするドライブなどおおまかな設定を行い、その上でバックアップから除外するファイルを指定します。
Backblazeの除外設定パネル

これはデフォルト値なので、除外ディレクトリに d:\program files\ とか d:\windows\ など普通は存在しないものや、Windowsのシステムディレクトリ、サイトの説明にあったような仕様上除外される拡張子などが指定に入っていますが、それ以外はなんでもバックアップする、という設定です。

少なくともDropboxEvernote、iCloud等の同期データはそもそもクラウドにデータがあるのでBackblazeでのバックアップは要らないのですが、後から気が付きました。
iTunesが抱えているiPhoneアプリのアーカイブはもはやパソコンにある必要もなくなったかな。

とは言っても、容量無制限だし、時間はかかっても除外された以外のデータをバックグラウンドで、何も考えることなく保存してくれるのはうれしいですね。
同時にそのパソコンで操作もできるし、中断・再開も自動でやってくれるのだから。

その並行してのパソコン操作中に、マシンに動作に重さを感じることは殆どありませんでした(自分のマシンがそもそも重いとか・・・)。
前エントリに載せたタスクマネージャの画像をみると、マシンや回線、サーバの負荷に合わせて処理を待つなどの調整しているのかと思います。バックグラウンドで行う処理なので。

上部には「現在のバックアップ速度」として「9GBytes/Day」となっていますが、これは自分が連続してパソコンを操作していた時の数値なので、数字が下がっていると思われます。
約60GBのデータが3日ほどでに完了しているので、もっと早くなければ計算が合いません。
Backblazeのパフォーマンス設定1

中央の「自動でバックアップ速度を設定」のチェックを外すと「現在のバックアップ速度」は「3GBytes/Day」になり、「手動でバックアップ速度」が有効になりますが、スライダーの意味がよくわからず・・・。
ま、デフォルトの「自動でバックアップを設定」でいいんですよ、きっと。
Backblazeのパフォーマンス設定2

バックアップされたデータの扱い

バックアップされたデータはBackblazeのサーバにアップロードされ、保管されます。
Backblazeサーバにログインすると、「ファイルを確認/復元」画面で、いつ(1時間単位で)どんなファイルがバックアップされたかが確認できます。
もちろん日本語の文字化けはありません。
パソコン上にあるデータと同じディレクトリ構造を維持して表示されるので確認も簡単です。

バックアップデータの復元はこの「ファイルを確認/復元」画面からクリックひとつでできます。
復元は選択したファイル単位に個別に可能です。30日間の期限付きですがファイルの世代管理がされているので、古いファイルを復活させることも可能です(この機能はまだバックアップファイルの上書きをしていないので確認はできていません)。

クラウドにミラーリングでバックアップをする意味

「ディスクイメージでシステムも含めてバックアップしてほしいな」と思っていましたが、これは現状の環境では誤りと思うようになりました。
今回、いろいろ除外されたデータだけのバックアップでかかった日数を考えると、そのデータで復旧をかけるにも同じくらいの時間(大半は通信時時間だろうけど)がかかるはず。
必要なファイルから少しづつダウンロードすればいい程度の余裕があればいいのですが。

(システムを含む)ディスクイメージのバックアップはすぐに復旧させられるのがメリットなので手元においておきたいし、それを念のためにクラウドに置くのはいいけれど、そのデータがないとデータの復旧が始まらないようではよろしくない。

時々ディスクイメージのバックアップを行い(可能ならばそれをどこかのクラウドにアップ)、これをもってトラブル時の速やかな復旧を実現し、最新版のデータとしてBackblazeにバックアップしたデータでできる限り最新の状態にアップデートする、そんな使い方がいいのかな。

つまり、Backblazeのバックアップは「大切に保管するデータ」ではなく、「日々更新のかかるデータ」に絞るべきなのかな。自動でバックグラウンドのミラーリングなんから。
容量無制限だからついルーズに考えてしまうけれど、「なんでもBackblazeに」なんて運用をすると復旧の際にバックアップデータを手元に持ってくる時間的ロスが大変ですね。

バックアップデータの回収

ちなみに、バックアップデータの回収は以下の3つの方法があります。
やはりダウンロードではどうしようもない場合もあるし、複数の方法があるのはいいですね。

●ZIP圧縮ファイルをダウンロード (無料)
ファイルを復元する準備が完了しましたら、メールにて通知が届きます。
復元ファイルはダウンロード可能なZIP圧縮形式で作成されます。

●USB Flash Drive($99)28,000 MB最高(28 GB)
データをUSBドライブへ保存して、お客様へ郵送いたします。

●USBハードディスク($189)1,000,000 MB最高(1TB)
復元ファイルは外付けUSBハードドライブ保存され、郵送されます。
(データの復元後、自由にお使いいただける大容量USBハードドライブが手に入ります)

(Backblaze本家サイトから引用 原文のまま)

トラブルに備えて(使わない可能性のある)ハードディスクを入手するよりも、必要な時にそのハードディスクを買う方が理にかなっていますね。

もうひとつの素敵な機能「パソコン探索」

最後にサイトを見渡していて気が付きましたが・・・
「パソコンを紛失したり、盗難にあった場合は、「パソコン探索」で簡単に見つけられます。」
だそうです!!!

つまり、自動でバックアップする設定になっていれば(それがデフォルト)、盗難・紛失後にバックアップが行われた時点で、IPアドレスが分かり、ISPが分かり、ジオロケーション的に位置情報も分かるので追跡、回収の可能性が高まるというものです。

早速自分も現在位置を登録しました。もちろんボタンひとつでOK。

これって、iPhone/iOS5の「Find iPhone」と同じ仕組み?
この機能だけだって、一つの独立した価値のあるサービスじゃないかな!

パソコンのリアルタイムのミラーリングバックアップを行い、
バックアップデータはクラウドに保存し、
いざという時のデータ回収は郵送も可能、
そして、パソコンの盗難時にはパソコン自体の回収の可能性も高めてくれる。

これで1日当たりの費用は約11円。

Backblaze、とても気に入りました。

自分がこれまでやっていたディスクイメージでのバックアップの欠点を補ってくれるバックアップサービスです。

■関連リンク

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