楽天リサーチの新サービス「MROC」

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通販通信楽天リサーチ株式会社の新サービス「MROC」について記事がありました。

楽天リサーチ

楽天リサーチ、SNSを活用したネット調査「MROC」開始|通販通信 |通販業界の全てが見える情報サイト | 通販最新ニュース

 楽天リサーチは8月8日、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用したインターネット調査「Marketing Reserch Online Community(MROC)」の取り扱いを開始した。

 楽天リサーチの「MROC(エムロック)」は、簡易型ブログを活用した新しい手法のインターネット調査。特定のテーマについて高い関心のあるモニターをインターネット上で集め、簡易型ブログを通じてテーマや商品などの意見や感想を収集できる。

 従来のインターネット調査では、モニターがあらかじめ設定された選択肢を選びデータを回収していたが、「MROC」では特定のコミュニティー内で日常の自然な意見・感想を集められる。なお、11月には、楽天リサーチ独自のSNSシステムでの運用を開始する予定だ。

※短い記事なので全文引用しました

さて、インターネット上でのマーケティングリサーチでは、似たような取り組みは90年代後半からいろいろな取組がなされてきましたが、大きく成功したものはあまり聞きません。

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具体的にはWEB上にクローズドな掲示板やサークル的なシステム(SNS出現以前にカスタムで作られた的なシステム)を設置した必要な属性のユーザを集めてそこでの会話を分析し、クライアントにフィードバックするというビジネスモデルです。
参加のユーザの集め方は、目的を公開してユーザの参加を募るものもあれば、(マーティング目的とは告げずに)自由にサークル的に使ってもらうなど運用のところもあります。

現在でも同様なサービスとして存続しているものもあるし、消えてしまったものもあります。逆に私の知らない一般的には知られていないサービスもまだ有るはずです。

しかし、こういう調査は難しいですね。アンケートのように定量的な結果にするのは困難。
元のデータが会話などの文章なので、それをテキストマイニングするなどの手法もありますが、簡単ではありません。

で、その手のサービスに楽天リサーチが「MROC」の名で参入したわけですが、どこまで成功するのか?

ネットリサーチ他社に差を作られている状況なので新商品で逆転を狙う訳ですが、調査で得られたデータをどのようにクライアントに価値のある形にして納品できるのかが重要です。
もしかすると、クライアントによってはテキストデータをそのまま納品することもあるのかもしれません。

これまでのネットリサーチの歴史を振り返ると、MROCで成功(ネットリサーチ会社の序列の上位に出る)するのは簡単ではないと思います。
これまでのような低価格化や短納期、パネルの規模での競争を止めようとするための取り組みとしては応援はしたいところですが、失敗すれば現状を変えることはできないということです。

そんな楽天リサーチ株式会社ですが動向だけは追っておこうと思います。

ちなみにですが、本日8日9日の時点で楽天リサーチ株式会社のサイト上ではMROCには全く触れられていません。こういうところが「大丈夫かな?」と思わせる要因なのですが。

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