Mozilla、Firefoxのパフォーマンス向上へ向けて「遅いアドオンランキング」公表を開始

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INTERNET Watchから、MozillaがFirefoxの(特に起動らしい)のパフォーマンス向上のために

Firefoxのアドオンギャラリーで上位100位のアドオンに対しては、自動的なパフォーマンステストを行い、起動時間を遅くしているアドオンをランキング形式で毎週発表する。また、起動時間が25%以上遅くなるアドオンについては、2週間以内にアドオンギャラリーのページで警告を表示する。

とのリリースが4月1日に出されていた。

で、早速初回の発表もされたので、自分の現況と併せてみてみよう。

Add-ons for Firefox

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Firefox4リリースから一週間後と言うタイミング。
パフォーマンス向上がFirefox4の大きなウリでもあり、ここで「重い」「遅い」のイメージ払拭をしようというMozillaの意欲を感じる。

今回の発表の原文はここ。
Improving Add-on Performance | Mozilla Add-ons Blog

これの和訳のサマリーは上述のINTERNET Watchを参照のこと。

公表されたパフォーマンスのボトルネックになるアドオンの上位リストはここで公開されている。
Slow Performing Add-ons :: Add-ons for Firefox

このサマリーで気になったのは「1つのアドオンをインストールするとFirefoxの起動時間は平均して10%遅くなるという(INTERNET Watchから抜粋)」という部分。
この記事を見て、数えてみると、自分のFirefoxには49ものアドオンが入っており、うち7個が無効化してある(記事を見た後にいくつかを無効化・削除した後の数)。仮にひとつのアドオンのインストールでFirefoxの起動速度が仮に5%遅くなるとすれば、1.05^42でなんと約7.76倍もの起動時間がかかっていることになる。
しかも、自分は常にタブを20近く開きっぱなしにしているので、余計に負荷がかかっているはずだ。

で、これを機会に「いつかやろう」と思っていたアドオンの整理を少ししてみての結果が上記の約7.76倍という数値だ。

以前から「こいつは重い」と感じて削除したアドオンもいくつかランクインしているので、自分の見立ては悪くなかった様子。他にも以前に使っていたことのあるアドオンもちらほら。しかし、そもそもインストールしているアドオンの数が多すぎること自体が問題かなぁ・・・。
あといくつか無効化してみようか(削除すると後々面倒なことあるしね)。

ScrapBookは長らく(恐らくFx2の頃から)お世話になったアドオンだけど、もはやEverNoteがあるのでこれにてお役御免とした。

そのように削除していいものや、使う時だけ有効化すればいいものはそれでいいが、さすがにGreasemonkeyは常に使いたいので、何とかして欲しいなぁと思ったり。

上述のImproving Add-on Performance | Mozilla Add-ons Blogでは

Automated performance testing — Every week, we perform automated performance tests of the top 100 add-ons hosted in our gallery and display the results. Soon, we will automatically scan new versions of all add-ons as they are submitted. In the coming months, we will expand this to include other measures, such as page load time.
(今後は毎週、アドオンギャラリーの上位100位以内のアドオンに対してパフォーマンステストを行い、結果を公表する。また、すべてのアドオンの新バージョンについてもテストを開始するし、ロードタイムなどの尺度でもテストを開始する。→下手な和訳でごめんなさい。誤りがあったらご指摘ください。)

という部分にMozillaの決意を感じる。
自分の周りでのFirefoxの評価はとにかく「いろいろできるけど重い」となってしまっている。それをMozilla自身も感じているのだろう。

さて、時々この重いアドオンランキングをチェックしようと思うのだけど、これはMozilla Add-ons Blogを見ればいいの・・・かな?

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