「アンドロイドV」を読んだことはありますか?

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「アンドロイドV」は故石森章太郎先生が描かれた少年SFコミック(死語?)です。

少年時代から何度も読み返している大好きな作品です。
断捨離的に本棚を整理していたら出てきてしまい、また読み返しています。このコミックだけは捨てられない・・・。

アンドロイドV (サンデーコミックス)
アンドロイドV (サンデーコミックス)石森 章太郎

秋田書店 1968-12-30
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「アンドロイドV」は宇宙連邦秘密警察のアルファベット戦隊の落ちこぼれアンドロイドのVが、宇宙生命体ペペルと出会い、優秀なアンドロイドに生まれ変わり活躍する物語です。

1968年が初版のコミックなので、もちろん僕もリアルタイムには読んでいませんが、小学生時代に秋田書店サンデーコミックスの巻末の広告で見つけて、「かっこいい!ほしい!」とあちこちの本屋を探し回ってようやく買ったものでした(当時はAmazonとかBk1とかないもんね)。

僕は当時の石森作品特有の軽いけれど、かっこいいタッチが好きです。
あの頃は石森作品のヒット作、たくさんありましたね。
しかし、アンドロイドVはコミック一冊で終わっているので、大ヒット作ではなかったのだろうと思います。

派手な戦闘シーンや刺激的(残虐?)なシーンは少なくて、単なる勧善懲悪ではなくて、社会的というか、ちょっと考えさせるところがあるのがストーリーの特徴。石森作品の多くに共通してるかもね。
でも、最近の小学生に読ませたらシンプルすぎて「詰まんない」って言われちゃうかな。

「アンドロイドV」は僕の人格形成にかなり影響を与えていると思います。
特に、正義感、仲間を思う心、優しさ・・・そんな部分で。

ちょっと古いSFコミックだけど、子供にも、大人にも、読んでほしいなぁと思う作品です。
スキャンしてアップして・・・なんて著作権的にできないけれど、手渡しできる方ならお貸ししたい。

Amazonで探してみたら再編集版的なものも新たに出版されている模様。
ファンとしたらうれしいことです。
でも、上のオリジナル版の表紙の方が時代を感じるというか、思い入れがあって僕はドキドキしちゃう。

アンドロイドV (秋田文庫)
アンドロイドV (秋田文庫)石ノ森 章太郎

秋田書店 2003-07
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