メーリングリストサービスにSNS機能は必要か?

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無料のメーリングリストサービスの老舗「FreeML」がSNS機能を実装してリニューアルしたとの記事がINTERNET Watchから。

GMOメディアは、メーリングリストサービス「freeml」の大幅リニューアルを実施、SNS機能などを追加した「みんなのHappyコミュニティ!freeml」として3月22日に公開した。ユーザー登録のみで無料で利用できる。

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みんなのHappyコミュニティ!freemlは無料メーリングリストの機能はそのままに、SNSの機能を付け加えたサイトとなっている。プレスリリースの内容を見ると、SNSとしての機能は極普通で、目立つことと言えば携帯電話からの閲覧・投稿ができるということ位か。

自分もfreemlで参加しているメーリングリストがある。(アクティブユーザーではないけれど)参加しているSNSもいくつかある。自分の使い方では「それぞれ独立して、シンプルな使いやすさを重視した方がいい」、つまり「freemlがSNSの機能を持つ必要はない」、と最初は考えた。

fmls.jpgしかし、それもケース・バイ・ケースなのかもしれない。リアルに顔を合わせているサークルの連絡(及び日常のコミュニケーション)用に使っている場合には、「今更、SNSって言ってもねぇ・・」という感じがする。

その一方で、リアルに顔を合わせていないインターネットユーザーのコミュニティとして機能しているメーリングリストであれば、SNS機能があってもいいのかもしれない。

ただし「あった方がいい」と積極的に考えてはいない。1対1でコミュニケーションしたければ、Toでメールを送ればいいのだし、「メール以外の手段も使って、もっと自分を知って欲しい(或いは表現したい)」のであれば、ブログでも、普通のWEBサイトでも作ればいいことだ。

しかし、SNS的機能が備わっているのであれば、インターネット的リテラシーが高くない層でも、簡単に自分を表現できるツールとして利用のニーズがあるかもしれない。

みんなのHappyコミュニティ!freemlとしては、freemlから生まれるコミュニティ内のメールのトラフィックを増やすと言うシナジーを狙ってのリニューアルなのだろう。無料メーリングリストなんて、フッターに挿入される広告だけが収入であるのだろうから、儲からない商売だと思っていたのだが・・・、実際はどうなのかな。

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