年賀メールを1時間で7,000万通処理はすごいことなのか?

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どうにも合点のいかないニュースがケータイWatchから。

NTTドコモは、2006年1月1日の0時~1時の間に、iモードメールの送受信件数が7,000万件に達し、英ギネス・ワールド・レコードに記録申請を行なったと発表した。

確かに優れたシステムの処理能力だと思う。しかし、このようなシステムの性能は、ギネスブックに申請するようなものなのだろうか?例えば、MIPS値やスループットとか、MPUのクロック周波数がxxGHzであるとか、こういうものは、技術の進歩につれて向上していくものだ。システムの性能というものは、そういったものの総合的な組み合わせによって実現されるものだ。だから・・・、「すごい」といっても、時が経てば当たり前になってしまうものだ。

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ギネスブックのことはほとんどの方が知っているだろう。「何でこんな!」というようなくだらない記録や、「信じられない」ようなすごい記録が掲載されている。
やっぱり、その中でも「すごさ」を感じるものは、人間の能力の限界を超えようとするもの、そして何か意外性を感じさせるものだと思う。つまり、その「すごさ」を永続的に感じられるものだ。

このNTTドコモの件のようなものが認められてしまうと・・・、インテルのMPUがxxGHzを超えた!という度に、新しい記録として認められてしまう。

それじゃ、おもしろみがないよね。

ちなみに、NTTドコモの報道資料のページには、3月11日現在、この件についてのリリースはない。

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