火星調査の無人探査車、想定寿命の8倍以上の活躍

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新年にふさわしい、勇気と言うか夢のあふれるニュースが毎日インタラクティブから。

火星の表面にかつて水が存在した痕跡を見つけた米航空宇宙局(NASA)の無人探査車スピリットが、3日(日本時間4日)で火星着陸から2年になる。

2号機オポチュニティーも25日(日本時間同)で2周年。いずれも3カ月の設計寿命の約8倍という驚きの長寿命で、火星の太古の環境を明らかにする探査を継続中だ。

このような機器の設計・開発ではコストやその目的から、目標以上の性能を発揮することを前提としていないはずだが、それなのに想定の8倍以上の寿命で活動を続けている。しかも、2台。これは驚きなんだけど、それ以上になんだか感情移入してしまって、「ガンバレ!」と応援してしまう。そろそろ寿命なのにまだまだ現役のKINGカズと同じような神々しさを感じる(カズには失礼な発言・・か?)。

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さすがに故障も増え、昨年11月にはオポチュニティーのロボットアームが突然停止、2週間後に何とか回復した。次の目標は、古い地層が露出した直径800メートルのクレーターの探査。「さらに素晴らしい発見」(NASA)も期待されている。

彼らが寿命を超えて長く活動できているのは、NASAのオペレーションが優れていることも理由の一つだろう。そして、今後も新しい発見があるかもしれないと言う期待感。

スペースシャトルでは、その安全管理等でNASAの暗部が明るみに出されたが、それでも、やっぱり、宇宙って夢を抱かせるなぁ。その夢に向かって邁進するNASAのスタッフと無人探査車達。誰もが応援してしまうよね。

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2件のコメント

  1. kira2006年1月12日 2:18 AM返信

    Algernonさん こんばんわ!
    いや~、さすが博識ですね。
    ボイジャーも夢を載せたプロジェクトでしたね。彼は今、宇宙のどこを彷徨っているんでしょうね。いつか、遠い将来に地球人と再び巡り会えたら、そしてそれまでの旅路を彼が話してくれたら素敵ですね。

    http://kira-ism.seesaa.net/

  2. Algernon2006年1月11日 10:31 PM返信

    記事を拝見させていただいて、思い出した事があります。

    かの惑星探査機ボイジャーが、太陽系から外宇宙に旅立って行く時に「太陽系外縁部から故郷の星々を撮影した写真」ってのが存在します。二度と戻らない旅立ちにあたって、ほんのちょっとだけ故郷を振り返りました。1990年2月14日、地球から60億キロメートル離れた宇宙から、彼が送って来た最後の写真です。
    http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/image/0402/ssportrait_vg1_big.jpg

    http://algercg.cocolog-nifty.com/cg/

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