食の世界の常識が変わる!旨みを保存、究極の電磁冷凍発明

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独り暮らしの自分は結構自炊派だ。でも、やっぱり料理は億劫だし、多めに作って冷蔵庫に入れて保存することも良くある。それを食べるときは電子レンジで温める。御飯なんか必ずそうしている(光熱費の節約にもなるらしい)。そんな自分に限らず、冷蔵庫を使う人、いやいろんな産業にも関わる良いニュースがAllAboutから。

これは電磁冷凍と言われるものであり、冷凍庫内の磁場により、食品内部の水分子を振動させながら、氷点下10度前後でも凍らない「過冷却状態」をつくる。そして氷点下20度以下で一気に凍結させるのである。

食品の外側と内部との温度差が生じず、全体的に均一に温度を下げ凍結させるため、食品細胞の粗大化を抑え、組織破壊を起こさず、アミノ酸、有機酸、鉄分などの旨み成分を閉じこめたままの冷凍が可能となった。

かなりのハイテクだ。電子レンジと似た技術と冷却の技術の組み合わせだ。しかも、いいことずくめじゃんか。

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この電磁冷凍の食品は、組織破壊を起こさず解凍後にドリップ(液状現象)がでないのが特徴だ。そのため、この冷凍技術をCells Alive System(CAS)と名付けた。「細胞が生きている」という意味である。

自分はこのドリップが厭で、以前は使い残しの肉を冷凍保存していたがやめて、毎回使い切る分だけを購入するようにしている(ちなみに最寄の食品スーパーマーケットでは、100g程度の豚小間が売られていない。200g以上のパックばかりが陳列されており、非常に不愉快だ)。そもそも、店頭に陳列している状態でドリップの出ている魚なんかよく見るが、とても買う気にはならない(勿論、魚に罪はありません)。

農産物や海産物は、年ごとの価格変動が激しく、安定収入を得ることが難しい。しかしCAS凍結技術を用いて、年単位で生鮮食品を保存し、通年にわたって安定供給できるようにすれば、安定した収入の確保ができる。

個人レベルではなく、食品流通という産業単位でもかなりのよい影響を与えてくれそうだ。輸出入においても導入されていくのではないだろうか。

この長期凍結技術、医療分野での応用も期待される。血液の保存、組織再生医療、臓器保存の開発や、バイオ技術への応用といったものだ。現在、東大・柏ベンチャープラザにおいて、東京大学などの大学や医療機関36カ所と共同研究を進めている。

更に、医療分野にまで影響を及ぼすようだ。すごいなぁ、と感嘆するばかりだ。今後、生ものや生体の保存の基礎技術となるのだろう。

今後の普及についてはこの技術を商品として作る場合、どのくらいのコストがかかるかということだ。また、一般家庭に入るとすれば、機器の小型化(冷蔵庫の一部に組み込まれないと普及できないだろう)が必要だ。そして、価格が問題だ。その価格がどのくらいになるのか見当がつかないが、相当高そうな気がする。その辺を克服できるのがいつか、待ち遠しい。

この技術を開発したのは株式会社アビー。アビーさんの株を買いたいなぁ。でも、まだ上場はしてないみたいですね。ベンチャーキャピタル業界の方、アビーさんに投資しちゃいますかっ!

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