KDDIがツーカー3社を吸収合併

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10年程前まで自分の記憶を遡ってしまうようなプレスリリースが出た。
その頃、僕は若手のサラリーマンで、とある調査会社に勤めており、主に通信関連の調査をやっていた。携帯電話端末が売り切り制になって、携帯電話キャリアがいくつも立ち上がった時期だ。その後、携帯電話会社も離合集散してきたことは、多くの方が覚えていることだろう。
余談ではあるが、PHSのアステルブランドがなくなることも最近決まったらしい。

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さて、このプレスリリースで伝えられているのは、KDDIがツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西をは今年の10月1日に吸収合併するということ。ツーカーグループはその資本関係の関係で、「ツーカーセルラー」「ツーカーホン」とブランド名も統一されなかった。そもそも「ツーカー」って名前自体がなんともかっこよくない。
他のキャリアが積極的に新しい技術を導入する一方で、ツーカーグループはそれに当てる資金がなく、第2世代の携帯電話サービスまでしか開発ができず、第3世代の携帯電話端末を商品化した他のキャリアと同じペースでは成長することができなかった。そこで仕方なくではあるが、シンプルな、でも操作が簡単で、使いやすい機種を送り出し、独自路線を進めてきた。そのシンプルな携帯電話端末(ツーカーS)は、年配者を中心に一部では好評であるらしい。しかし、結局は事業の継続ができず、今回の合併ということになった。

ツーカーの独自路線は、僕は正しい(これもキャリアのあり方・差別化政策の一つだ)と考えていた。そのプレスリリースに書かれているように、最近3決算期間の業績では着実に利益を増やしている。それでも合併なんだなぁ・・・。周りに迎合しないかっこよさを感じていたのだが、結局「負け」だった訳だ。

そんな、過去の仕事の記憶が思い出されてしんみりな感じのプレスリリースだった。

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1件のコメント

  1. [ツーカー]情報2005年10月2日 4:29 AM返信

    ツーカー

    製造メーカーの頭文字が付き、二桁の数字で発売年とメーカーがその年内に何番目に発売した端末であるかを表す。たとえば、2001年に京セラが2ツーカーツーカーとは#意思疎通を表す言葉の一つ。主に自分の意志が他人に容易に伝わることを言う。意思疎通の容易なことをツーカーの仲、ツーカーな関係と言うこともある。総じて、良好な意思疎通という意味で使われている。#携帯電話キャリアのツーカーグループ。下記に記す。—-ツーカーグループは、関東・東海地方|東海・関西の3大都市圏を中心に、1.5Gヘルツ(単位)|Hzの周波数帯を利用した携帯電話サービスを提供している。グループは「ツーカーセルラー東京」、「ツーカーセルラー東海」、「ツーカーホン関西」の3社により構成される。事業展開概説1994年、日産自動車を中心に、当時、関東・甲信・東海地域(旧IDOの営業地域)に系列携帯電話会社(旧DDIセルラー)がなかった旧第二電電(DDI→現KDDI)・京セラが「ツーカーセルラー東京」「ツーカーセルラー東海」に出資。DDIセルラーグループの旧「関西セルラー電話」(現KDDI)のあった関西地区は、日産主体で「ツーカーホン関西」を設立。当初、日本テレコムが出資の中心だった、旧「デジタルホン」(→J-フォン→現ボーダフォン)グループと同時に、携帯電話第三グループとして新規参入。関東、東海、関西以外の地区に関しては、日産と日本テレコムとの共同出資で、旧「デジタルツーカー」(→J-フォン→現ボーダフォン)を設立し、全国展開が行われた。従って、携帯電話キャリアは東名阪エリアにおいて四社体制になり、東名阪以外は三社体制となった。その後、ボーダフォンエリアにおいてローミングしている事から、ツーカー3社自体のエリアは全国をカバーしていないこともあり、NTTドコモ・Au(携帯電話)|au・ボーダフォンに差をあけられているが、料金前払いのプリペイドカード|プリペイド式携帯電話「プリケー」サービスなど他社と異なるサービスを行うようになった。(現在では、他社もプリペイド式携帯電話を発売している)他の三キャリアと異なり、第3世代携帯電話への移行を行わないことを明言。現在は「通話とメールだけのシンプルなケータイ会社」というコンセプトを打ち出し、「ツーカーシンプル料金シリーズ」として通話・通信料のわかりやすい料金プランや骨伝導式スピーカー付き携帯電話、また説明書がいらないほどのスペックである“ケータイ版黒電話”ツーカーSといった独自の端末、サービスを提供している(しかし、これがかえって開き直りや負け犬宣言とも揶揄される場合もある)。現在は主に、京セラ・三洋電機・東芝の三社が端末を供給している。(かつてはソニー・三菱電機・ケンウッド・NEC・富士通・モトローラ・パナソニックモバイルコミュニケーションズも端末を供給していた。)ソフトバンク等への売却や、KDDIへの吸収合併も取りだたされるが、「ツーカーS」のヒットにより、auとは異なった方向性を打ち出しつつあるため、今後のツーカーの処理については保留となっている。なお、ツーカー3社は、今後の意志決定をKDDIのみの判断で迅速に行えることを目的として2005年3月25日付で、KDDIによって完全子会社化された。ただし、これが直ちに売却、吸収合併を意味するものではないとしている。事業開始時期現ツーカーグループ*1994年4月-ツーカーセルラー東京、ツーカーホン関西*1994年7月-ツーカーセルラー東海旧デジタルツーカーグループ(現ボーダフォン)*1996年1月-デジタルツーカー九州*1996年5月-デジタルツーカー中国*1996年12月-デジタルツーカー東北・北海道*1997年1月-デジタルツーカー北陸*1997年2月-デジタルツーカー四国その後日産の経営悪化から、携帯電話事業など自動車と関連が薄い事業からの撤退を余儀なくされ、関東・東海・関西は旧第二電電に譲渡、合弁企業であった旧「デジタルツーカー」は日本テレコムに譲渡され、J-フォングループを経てボーダフォンに統合された。従って、現在ではKDDIグループとして、関東・東海・関西の3大都市圏で、KDDI直営の携帯電話サービス「au」と同じEZwebサービスの提供とともに、料金体系などにおいて独自性の強いサービスを提供している。また、2Gに特化しシンプルな端末やサービスを提供することでauとの棲み分けを図っている。また、auが若者向けという方向性を打ち出していることにより、取りこぼしている高年齢層をツーカーブランドで獲得するという狙いもあるようである。事業展開に際し、前述の、旧「デジタルツーカー」での提携関係があったため、「スカイメッセージ」などボーダフォンに類似したサービスも併せ持つ(「スカイメッセージ」はボーダフォンと相互送受信可能)。また、ツーカー3社のエリア外(旧「デジタルツーカー」エリア)では、通信方式が同じであることと、かつての提携の名残によりボーダフォンにローミングする。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Wikipediaより引用-Article-History-License:GFDL手動式携帯電話充電器どこでもチャージャー(FMラジオ付)■価格:2499円(税込)この製品は、出張時の携帯電話のバッテリー切れや、電源のない行楽地などで充電が必要になったときなどに、お持ちいただいていると大変便利な電源不要の充電器です。また地震発生などの災害緊急時にも役立ちます。品番HC-FM2M対応機種・AU(cdmaone)・ドコモ・ドコモ(FOMA)・Jフォーン・ツーカーフォーン1997年10手動式携帯電話充電器どこでもチャージャー■価格:1869円(税込)たときなどに、お持ちいただいていると大変便利な電源不要の充電器です。また地震発生などの緊急時にも役立ちます。品番HC-A555対応機種・AU(cdmaone)・ドコモ・ドコモ(FOMA)・Jフォーン・ツーカーフォーン1997年10月以降に発売されたデジタル方式のほとんどの携帯電話に対応しています。(1部の機種を除く)特携帯電話妨害装置 サイレントハイパー■価格:38000円(税込)を発揮します。小型・軽量で設置場所の景観を損ないません。携帯電話周波数帯は800MHz、1.5GHz、2.0GHz帯に対応し、第3世代携帯電話にもご使用可能ですのでNTTドコモ、J-PHONE、au、ツーカーの携帯電話の機種等を問わずに圏外にすることが可能です。●直径8mの範囲で、携帯電話の通信を遮断●小型軽量(寸法/amazon.co.jpツーカーからauへの機種変更http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0509/29/news030.htmlそういやまだドコモやボーダフォンなど他社との番号保持での機種変更は始まっていないんですな。いや実は出先から更新しようとホテルが圏外だったんじゃ…。ツーカーは田舎に優しいはずなのにのう…。なんのための携帯や?母親にツーカーSを持たせてみた。いくら機械オンチでも、自宅の子機より機能の少ないコレなら

    http://groofam63.seesaa.net/

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