TポイントがT会員の個人情報を提供する提携先を確認してみた

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Tポイントから「【重要】T会員向けメールサービス等に関するご案内」というサブジェクトのメールが届きました。

本メールは、2016年3月10日時点で以下の両方に該当するお客様にお送りしております。
・CCCマーケティング株式会社への個人情報の提供を停止されているT会員の方
・「Tクーポン・お得情報メール」「Tアンケート・Q&Aメール」「Tモールメール」「Tポイントニュース」のいずれかを配信希望を選択されている方

■ご案内
2016年4月1日（金）より、Tサイト［Tポイント/Tカード］の以下サービス運営をカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社より当社100％子会社のCCCマーケティング株式会社へ移管いたします。これに伴い、CCCマーケティング株式会社への個人情報の提供を停止されているT会員の方は、以下のサービスをご利用できなくなっております。

引き続きサービスをご利用いただく場合は、Tサイト［Tポイント/Tカード］のお客様登録情報より、個人情報提供の再開のお手続きをお願いいたします。

つまり「CCCマーケティング株式会社への個人情報提供に同意して手続きしてね」ということです。

その手続き中に表示される個人情報の提供先の一覧を見て思ったこと(ほぼひとりごとです)を。

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個人的には年々Tポイントを利用する機会が増えていて、便利に使ってはいるけれど、個人情報の提供範囲は一応知っておいたほうがいいなと思ったのが発端です。

メールにある「提携先への個人情報提供の再開」のリンク( http://cmail.tsite.jp/c/xxxxxxxxxxxxxxxx ※xxは配信先によって異なる？)をクリックすると、
提携先への個人情報提供の停止 – Tサイト［Tポイント/Tカード］ https://tsite.jp/accounts/optout/index.plに遷移して、ここで手続きをします。

個人情報適用先のリストはこのように掲載されています(2016年3月17日時点)。

情報提供先を見て思ったこと

提供先は97件でした。さすが多いなー。ほとんどは名の知れた大企業です。勢力も広がっているのでしょう。

一方で「あれ？」という感じを受ける企業もあったり。

5番のJR北九州ドラッグイレブン株式会社ってJR系列・・・？
JR系列だと、交通系電子マネーとの絡みでややこしくならないのかな？まぁ、ならないんでしょう。杞憂か。

41番の楽天Edy株式会社・・・？
ポイントビジネスだと競合になるのかと思ったら、そうでもない？協力体制があるのかな？

85番の吉野家は最近になって店頭でTポイントが使えるようになりましたね。

いくつか銀行がリストの中にあります。
そのうち振込にポイントがつくようになるのかな？公共料金や税金などの支払促進になりそう。

改めて見てみて、普段自分が利用している店/企業がたくさんあるなーと驚いています。
かなり囲い込まれてます w

情報が1点から広がることの意味

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)からT会員の個人情報が提供される先は(すべてオプトインすれば)100社近くにも及んでいます。
なにかと便利になっていくんだなと思います。

一方で、ひとたび何かトラブルが起きればその影響は広く提携先に及んだり、逆に提携先でのトラブルの影響を受ける可能性もあります。
そんなトラブルに遭うことは滅多にないはずですが、個人情報に的を絞った標的型攻撃みたいな犯罪が話題となりことも増えています。

安全と便利さはトレードオフであり、どの辺でそのバランスをとるのかは個人に委ねられます。
その判断をする際に、影響が及ぶ範囲(今回であれば提携先など)は一応確認しておいたほうがいいかなと思いました。

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