CEATEC JAPAN 2010見てきたよ vol.2 CYBERDYNE社のブースでワクワク

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今回のCEATECで僕が特におもしろいなーと思ったのはCYBERDYNE(サイバーダイン)さん。

「このテーブル、なんだろう?」とブースに立ち寄りました。

TACT1

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これの名前はTACT(タクト)。機能を大雑把に言えば「大きいタブレットをテーブルにした」ような感じ。

テーブルの上をカードがエアホッケーのパックみたいに動き、更に拡大縮小OK、お絵描きOKとディスプレイでのインターフェイスに特化したもの。基本的に業務用途で、商談やプレゼンが想定利用シーンとのこと。アーケードゲームにも使えるんじゃないかな?

TACTを見て感じたのは
・表示が綺麗でみやすい
・レスポンスが早い
・表示が非常に滑らか
といったこと。

抽象的な表現だけど「キレがある」というかなんというか。
インターフェイスが画面しかないんだから、こういう操作感ってとても大事。このレスポンスのよさって他にはなかなかないかと。

タブレット的な携帯端末に比べてマシンパワーに依存しそうな部分でこのような大型の機器は優位にあると思うけれど、それだけだろうか?ソフトウェア的にはどうなんだろう?
ちなみにOSはLinuxを使っているけれど、他にも移植できるとのこと。

これも動画を撮らせて頂きました。解説付きです。
TACT解説

撮影後に見せてもらったのですが、カードの一点を押えて他方を弾くと、くるくると風車のように回ります。早く、滑らかに。この動きに「なんかすごいなー」と感じました。

そしてもう一つCYBERDYNEさんのブースで気になったのが「ロボットスーツHAL」。

ロボットスーツHAL
全体はこんな感じ

HALコントローラ1
右腰にあるコントローラ

これを人間の脚部に装着することで足の弱った人でも歩ける!というものだそうで。
こういうの、すでにあるのですね。実験レベルのものしかないと思っていました。
しかも、なんだかかっこいい。身に付けるものである以上、いかにも「医療用です」なんてデザインよりもかっこいいほうがいいよね。

残念ながらHALのデモはなしということだったけど、見たい。というか、多くの人に見せたい。必要としている人は多いはずだし、その割りに知られていない気がしたから。

CYBERDYNEさん、おもしろいなー。まさに技術っていうか僕が持っているCEATECな感じだった。大手総合電機メーカーさんとは違う雰囲気にワクワク。

TACT(タクト)の詳細はこちら
タクト – CYBERDYNE

ロボットスーツHALの詳細はこちら
HAL(Hybrid Assistive LimbR)について – CYBERDYNE

●関連リンク
CEATEC JAPAN 2010見てきたよ vol.1 GALAPAGOSを触ってみた

CEATEC JAPAN 2010見てきたよ vol.3 ムラタセイサク君とムラタセイコちゃん

CEATEC JAPAN 2010見てきたよ vol.4 CEATEC全体の印象

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