マテウスとロマーリオ、そしてマラドーナ

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往年の名選手という形容詞で表現してもいい部類の選手の一人、ローター・マテウス。なーんと、現役復帰するそうだ

元ドイツ代表の英雄ローター・マテウス(44)が、選手として復帰する。ビルト紙の企画でライプチヒのサッカー大会に出場することが決まり、アマのロック・ライプチヒと契約した。

アマチュアとはいえ、体力的にもきついと思うが、戦術眼・技術はまだまだ衰えていないということか。どの程度本気での現役復帰か分からないが、応援したい。プレーヤーであれば、生涯現役でいたいとは誰でも思うはず(プロではないにしても)。

その一方で、先日、ブラジル代表引退試合を行ったロマーリオ。彼はビーチサッカーへと転向した。

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ブラジルFWロマーリオが3ゴール2アシストと爆発し、9-3でアルゼンチンを一蹴した。所属のバスコ・ダ・ガマで先週末のブラジル選手権に出場後、チームに合流。1次リーグ最終戦は無得点だったが、準々決勝で実力を発揮した。「(11人制と)両方の王者になりたい。今日の試合から、自分は得点王に向けてスタートした」と言った。

大活躍だったらしい。日本代表が4位となったことで急に話題となったビーチサッカー、今後も注目したい。CATVではフットサルの試合は中継はしてるけど、ビーチサッカーの中継はしてないからなぁ・・・。

更にその一方で、僕の大好きなディエゴ・マラドーナ。現役の最終章でドラッグ問題で汚名を着せられ、その後もお騒がせ男となってしまって、僕はとても悲しかった。近年では極度の肥満のため健康を害していたが、減量手術(胃を小さくして食物の摂取を抑える)の効果が出たらしい

「75キロまで落としたい。自分の健康や自分の子供、愛してくれるファン、もちろん自分のためにもね」。現役時代をほうふつさせるような、精かんな表情が戻ってきた。

ここまで醜く太ってしまったマラドーナが、ここまで減量できた。そして会見での姿がこれ
ドラッグなんかやらないでいれば、もっと現役を続けられたはずだし、Jリーグで活躍する可能性だってあった(マラドーナは親日家)。節制した生活を送っていれば、フットサルなんかで活躍もあったかもしれない。そう思うととても残念で・・・・・。

マラドーナは僕の世代ではスーパーヒーローだったんだ。ヒーローは大衆に夢を与えた責任があるんだ。その夢を壊さない、そして夢を与えつづけるという責任が。今からでも体を作り直して、ビーチサッカーでもフットサルでも姿を見せて欲しい。エキシビジョンだって構わない。堕ちたヒーローが復活するのも、かなりかっこいいものだと思うんだ。
マテウスや(悪童と評された)ロマーリオでさえ、現役を終えて尚、夢を見せてくれている。そういえば去年にはブラジルのソクラテスも50歳でイングランドの下部リーグで一ヶ月の現役復帰をしている

マラドーナはまだ44歳。まだやり直せるはずさ。もう一度、僕らに夢を見せてくれ!

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