なぜUPQは2ヶ月で7カテゴリ17種24製品を作り出せたのか~そのバランスの取れたコンセプトと情熱と仲間と #プレカン

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UPQ
このところ(主にWeb系の)ニュースで話題のUPQ。オシャレ感があって、それほど高価でもなくて、コストパフォーマンスもよくて。興味はあるものの、持っているのはそんなイメージだけで、詳しいことはよく知らなかったUPQの説明会として開かれた「オープンプレスカンファレンス」に参加してきました。

会場に展示された製品のTouch&Tryで、シンプルな、しかしとても練られたことが感じられるデザインに、そして「これ以上でもこれ以下でもない」バランス感に惹かれました。

このオープンプレスカンファレンスでの自分にとっての「ナルホド」なポイントはこんな感じ。

  • 2ヶ月間に7カテゴリ17種24製品をリリースする勢い
  • コンセプトのバランスのよさとそれをカタチにした製品達
  • それらを実現した情熱と仲間達

そんな「ナルホド」をまとめました。
UPQ

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UPQってどんな感じ?

自分は「そもそもUPQって・・・?」な状態での参加でしたが、プレスカンファレンスもそんな話からスタート。UPQのプロフィールはこの8月6日にデビューして以降に世の中に出ているので割愛して、覚えておきたいことだけを。

明確なコンセプトのもとに生まれたブランドという成り立ちが多くの家電メーカーと大きく異なり、これこそがUPQの特長です。
ブランドコンセプトは『生活に「アクセント」と「遊び心を」~スペック以外も”語れる”家電&家具ブランド』。こういうコンセプトの家電は他にはあまりないですね(家具は割りとありそう?)。スペック至上主義でも、低価格至上主義でもなく、いい意味で中庸。そして高品質。

消費者が重視するのは「スペック」「価格」「デザイン」であるとして、これに「遊び心」を加えたバランスでUPQの製品は企画されています。このバランスが自分には心地よいもので、たくさんの製品からもコンセプトに沿った統一感や落ち着きというか安心感のようなものが醸しだされていました。

今回の製品群で統一して使われているアクセントカラーが「blue x green」(ブルー バイ グリーン)。明るいのに落ち着きがあって、なおかつ上質感のある印象深い色です。かなりの試行錯誤を経てこの色に辿り着いたとのこと。その過程がきっとモノづくりの楽しさなんだろうなとうらやましく思います。

なお、このエントリで掲載しているデジカメの画像よりも実物のほうが概ねキレイですね・・・。
UPQ
Q-music BS01R(Blue Toothスピーカー)

そしてUPQの象徴であるのがUPQ代表取締役の中澤優子さん。彼女の経歴をざっくりまとめると、カシオ計算機で携帯電話開発のPMを経験した後に、一休みしてからモノづくりへの情熱に駆り立てられて、UPQを立ち上げたということ。そして製品のリリースまでの期間はわずか2ヶ月。

こう書くと家電ベンチャーの成功神話の女神みたいな感じなのでメディアにも取り上げられやすいそうですが、取り立てて「女性」を強調することもなく(強調する必要もないし)、そのバランス感がいいですね。

そんな中澤さんがプレスカンファレンスの主役です。
UPQ

短期間に多くの製品をリリースする勢い

UPQを立ち上げてから7カテゴリ17種24製品のリリースまでの2ヶ月はとても濃密で激しいものであったはず。ダラダラと時間をかけてもいいことはないし、コンセプトが明確であるからこそ一気に完成へ向かって突き進める。そしてそれに打ち込む情熱。

毎日限界まで作業してそのまま床に倒れこんで眠り、毎週機内泊で深圳や香港と往復し、国内の移動もほぼ車中泊。そんな「2ヶ月」を「とても泥臭いもの」と語る様は誇らしげで、やった人にしかできない充実感のある表情。

プレスカンファレンスでは「情熱」という単語が何度か出てきましたが、むしろモノづくりにかける「情念」のほうが似つかわしい気がしました。
UPQ

バランスのよいコンセプトをバランスのよいままにカタチにしてリリースできたのは

UPQのコンセプトの特長はそのバランスのよさにあると感じます。
では、世の中の大量生産の製品の多くに、UPQのコンセプトにある「遊び心」が欠けているのはなぜか。逆にUPQの製品がよいバランスを保ったままにリリースできたのはなぜか。

その答えは、UPQのコンセプトの源である中澤さん自身がUPQを動かしているから。自分がやっていることだから横槍が入ることなく早く作れるとのこと。
関係各所の調整などの過程でコンセプトの特長が丸められ、大きな失敗が減る代わりに魅力を失ってしまうのは、大きな組織ではよくあること。スタートアップベンチャーのUPQだからこそコンセプトの魅力とスピード感を失わなかったのですね。

パネルディスカッションでは「承認プロセスがないからうまくいった」、「承認プロセスをなくしたいよね!」と言う話題も出ましたが、相当の実力者集団でないとなかなかそうもできないし、大きな組織に成長してしまってもまた同様なので、「承認プロセスをなくせる組織にしたいよね!」と言うのが結論かなと思います。

UPQのモノづくりを実現したのは

UPQのコンセプトを共にカタチにしていく「仲間達」への感謝の気持ちが繰り返し語られたのが印象的でした。「UPQは1人じゃなくて、たくさんのメンバーがいるんだよ」と。そんな仲間が集まり、それらをまとめ上げ、短期間にリリースできたのは中澤さんのスキルや人間力、モノづくりにかける情念のなせる業なのでしょう。

すべてをその2ヶ月間に注ぎ込んでこの製品群が生まれたのですが、その2ヶ月の活動が1年にも及んだら物理的に身がもたなかったのではないかとか、その間にコンセプトや環境が変質してしまう可能性もあるので、目指したものやタイミング、仲間など、色んな要素のバランスをうまくとることができたのだなと思います。
UPQ

気になったこと

コンセプトカラーの”blue by green”はコーポレートカラーではなく、シーズナルカラー(期毎に変わる)であるとのこと。一方で、「家電製品は1年サイクルで型落ちになってしまうのは作り手にも買い手にも不幸」との想いを語られていて、シーズナルカラーと型落ち化との兼ね合いがよく理解できずに、後からモヤっと感じました。

「期毎にカラーバリエーションが増えるイメージ」とのことでしたが、市場は勝手に型落ちと捉えそうな気がするし、むしろカラバリは無いほうがコンセプトや統一感を維持できそうな気がします。

きっとそんなことは織り込み済みで、問題なくクリアしていくのだろうけれど。

中澤さんはUPQの象徴なので・・・

さっぱり・サバサバ感がステキな中澤さんの華のある佇まいが会場でも話題となり・・・、最後はアイドルの撮影会のようになってしまい・・・。

中澤さんのルックスだけを前面に押し出すのもよくないと思いますが、このくらいのサービスショットは構わないはず・・・!
UPQ
UPQ

あ!中澤さんの衣装にもblue by greenが!

後記

Touch&Tryの時間もたっぷりと取っていただき、しっかりと製品に触れることができました。次のエントリではその感想を添えてUPQ製品を紹介します。
Q-musicシリーズのカナル型イヤフォンの音に驚愕しました!

●UPQ販売サイト
現在はこちらでのみの販売です。
DMM.com[UPQ]

●オープンプレスカンファレンス vol.4(UPQ説明会)詳細
・開催:2015年8月24日
・場所:DMM.make AKIBA

●オープンプレスカンファレンスとは
オープンプレスカンファレンス開催について | アジャイルメディア・ネットワーク

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