また、インターネット通販の不祥事が

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インターネット通信販売に関わっている者としては「またかよ・・」と思わされる事件が。

楽天では

「秋葉原OG商会」の商品未着被害、楽天が救済措置など検討へ

楽天は20日、楽天市場に出店していた「秋葉原OG商会」において、代金を振り込んだにもかかわらず商品が届かない事態が相次いで発生している件について、公式に告知した。現在、状況を調査中だとしながらも、救済措置も検討していることを明らかにした。

そしてYahoo!Shoppingでは

ヤフオクでも「秋葉原OG商会」被害、27人で総額195万円

「楽天市場」に出店していた「秋葉原OG商会」から商品が届かないとの苦情が相次いでいるが、「Yahoo!オークション」でも同じ業者と思われる出品者からの商品が届かない被害が出ていることがわかった。

どちらのモールも適切な対応をしていると思う。しかし、問題の根幹は少し違うところにあるのかなと感じている。

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このTOP2のモールも含め、ショッピングモールの新規出店獲得競争は激化する一方だ。そんな中で、出店審査が甘くなっているのではないだろうか。報道によれば、今回は周到に仕組まれたものであったようだが、怪しげな店はあるし、適切なフォローがされていないような寂れた感のある店もある。

モール構築の敷居が低くなったということであろうか、有象無象のショッピングモールが増えている。そんな中で新規出店に頼る利益構造は、なかなか難しいと感じる。

閑話休題。

楽天の記事にある

(楽天は)楽天市場の利用者に対して、「現金前払い」について一層の注意を呼びかけている。

という一節が気にかかる。店舗側としては、現金前払いが当然である。そうでなければ、不払いのリスクを店舗がかぶるだけだ。代金引換にしても、お手軽だがそのリスクは店舗が負うことになる。つまり、配達の段階で「注文なんかしていない」などと受け取り拒否をされれば、特に食品などは大打撃である(勿論対抗策はあるのだが)。

「売らせる」側のプロである楽天が、「現金前払い」に気をつけろ、というメッセージを出すのはいかがなものか。店舗側から反発を受けているのではないかな・・・。

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