モニター協力者の検索/抽出サービス「座談会ジェーピー」

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自分が興味のある記事を追っていくと、今までに経験してきた仕事に関わりのあるページに辿り着くことが多い。この「座談会ジェーピー(http://zadankai.jp/2012年5月末リンク切れとなったようです)」もそんなサービスだ。

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何度か書いたが、自分の前職はネットリサーチ、簡単に言えばインターネット上でアンケートをするものだ。そのクライアントは企業などのマーケティングセクションの方が多い。
その業務には単にアンケートをやるだけではなく、グループインタビューの参加者を集める、というものがある。グループインタビューとは、つまるところは座談会のことだ。新製品開発でよく使われるマーケティング手法だ。具体的にはある一定の条件に合う参加者を集めて、試作品を使ってもらって感想を聞いたり、世間にある商品についての意見を聞いたりして、それを商品作りに活かす手法のこと。

前述の「一定の条件」は、例えば「一年以内に新車購入を検討している人」や「半年以内に液晶テレビを買った人」など、目的に応じて様々。アンケートを使って、それらの条件に合う人を探し出すのが、グループインタビューでネットリサーチが果たす業務だ。

まぁ、どこのネットリサーチもやっているサービスだが、座談会ジェーピーの特徴は、パネル数(つまりアンケートに参加する登録者)の多さだ。運用する株式会社クロス・マーケティングはネットリサーチサービスreserach.jpを運営しており、そのパネルを流用し、グループインタビュー参加者を集める業務のニーズの高まりに対応し、新たなサービスとして座談会ジェーピーを独立(ブランド化)させることで業務の効率化や業界への認知の向上を図ったものと思われる。

research.jpの登録者(回答者)は業界でもトップクラスなので、出現率の低い条件にもかなり対応できるだろう(他のネットリサーチでは充分な人数が集まらず、複数のネットリサーチで同じアンケートを見かけることもよくあるが、これはパネルの重複しているケースが多く非効率かつ費用もかかり、できれば避けたいものだ)。
また、既存のリソース(research.jp)を使うことで、イニシャルコストもランニングコストも非常に少ないと思われる。

サイトも他社と比べて見栄えもいいし、料金体系も分かりやすい(やや安めかな)。これを一つの事業とした(他社の多くはサービスのオプション的な扱いであることがほとんど)ことで、業界にインパクトはそれなりにあると感じる。

「座談会」という言葉が世間では一般的だが、業界では「グループインタビュー=グルイン」と呼ばれることが多い。これを再び座談会の名称でブランディングしたことで、ちょっとした「座談会」ブームが起きないかな?などと考えている。


あなたの会社でもやりますか?

でも、やはり、初めての方は多少戸惑いますよね。

そんな方には、元プロの私がアドバイスいたします。
もちろん、kira-ismからお問い合わせをくれた方は無料です。商売ではないですから。しかし、真剣に、事業者側(勿論、私はクロスマーケさんでは働いたことはありません)で働いていた業務経験者ならではのノウハウを公開します。対象者抽出のための効果的なアンケートの作り方とか、発注の仕方とか、ノウハウはいろいろあります。

興味のある方はお気軽にお声をかけてくださいね。
いつでもtwitterからどうぞ。

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