オンライン音楽がCD販売減をカバー

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ITmedia +D Surveyのリリースから、ちょっと考察を。

オンライン音楽売り上げは向こう5年間で急速に拡大するが、2011年にはまだ従来の音楽メディアが売上高の約3分の2を占めているだろう。市場調査会社のForresterが3月27日、このような調査結果を発表した。

この調査では、欧州ではCDやDVDなどの従来型音楽フォーマットの売り上げが30%減少するが、AppleのiTunes Music Store(iTMS)などのオンラインサービスからのダウンロードがその落ち込みをカバーすると予測している。

この調査を行ったのはForresterだ。

かつて、音楽がデジタルコンテンツとしてダウンロード販売が実現しようとする頃、従来の音楽産業界からはかなりの反発があった。それは、CDなどのパッケージの売上が激減するであろうとの予測に基づくものであり、既得権益の死守という色合いが強かった。

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その頃の自分の予測は「パッケージが売れなくなっても、ダウンロードで儲けられればいいじゃん」「いらない曲まで入っているCDよりも、聞きたい曲だけを購入できる方が(多少割高でも)ありがたい」と考えていた。

結局は、自分の予想が当たったと解釈している。音楽の提供側(レコード会社、レーベル)が積極的にダウンロード販売に注力するようになった。消費者に対して、不要な出費を抑えさせ、欲しいコンテンツに重点的に出費できるようにすることで、トータルの売上が維持、増加させられると言うことが、やっと認められたところか。

日本でもmusic co.jp(現在のmusic.jp)などが実績を積み重ね、そして一気にiTunesで幅広い層に認知され、市場規模が急激に拡大された。紆余曲折はあったが、あるべき姿に進んでいると感じる。

目下の自分の悩みは、自分のパソコンのOSがWindows98SEで、対応していないサービスが多いことだ。これはもう、誰のせいでもないしね・・・。WindowsVistaが発売されるまで、後一年くらい我慢だな。

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