UQ WiMAX「au データ端末 DATA01」試用レポート5~総括編

Sponsored Link

今週はお出かけが多かったので、出かけた先々でUQ WiMAXに接続してみました。その結果と、試用しての感想を纏めました。

結論としては、期待感は強いのだけど、「現状では」自分の使用パターンや生活圏にはあまりマッチしていない、というところ。すべては電波状況次第です。

いずれは基地局増設で解決されるのだろう、と強く期待しています。

Sponsored Link

ピンポイントエリア測定を基に出かける先の状態を確認すると、ほぼ全域がサービスエリ内でした。実際にほとんどの場所で接続できました。「実は接続できない場所が多いのでは?」と思っていたので、これは予想外に良かったです。

しかし、実際に出かけた先では、どこでも接続ユーティリティに表示される電波強度インジケータはアンテナのアイコンで2~3/5本が立つ状態が精一杯でした。その電波強度だと、やはり速度は1Mbpsも出ませんでした。これは、拙宅周辺と同じ状況です。

また実測地点表示で10数Mbpsと表示されている場所でも、1Mbps出たことがありません。
UQ WiMAXにTouch and Try!の通り、電波さえ良ければ相応の速度は出ているので、やはり電波の問題なのでしょうか。
電波状況のよい場所もあるはずなので、どうも巡り合わせが悪いようです・・・。

纏めると、DATA01で用いる接続ユーティリティ上のアンテナ強度表示が3/5本程度の際は1Mbps弱の速度で通信できるようだ、ということです。

自宅内では接続自体が危ういレベルの電波強度なので、有線に替えてWiMAXをメイン回線に・・・という目論見はまだ時期尚早のようでした。
また、自宅周辺や自宅周辺以外の活動エリアでも1Mbps未満の接続速度なので使えないことはないですが、「凄い」という体感速度ではないです。

WiMAXの規格や基地局と関らないことでは、以下のようなことを思いました。

・携帯電話類で、現在地・目的地の電波状況を知りたい
サービスエリア情報はパソコン以外の携帯端末で確認(パソコンを立ち上げずに移動中に簡単に移送先の状況を確認)できるようにする必要がある。iPhoneであればiPhoneに最適化されたサイトの公開やアプリ化がされるとよいなと。
特にDATA01は単体では動作しないので、ニーズが高い。

電波強度表示に応じた通信速度の目安を知りたい
(DATA01以外の端末は分からないのだけれど)正確である必要はなくて構わない。これが大雑把にでも分かると、通信速度を測らなくても電波強度だけでこれから行う作業に見合った速度が出ているかを把握できる。
パソコンを立ち上げて作業を始めてから「この通信速度じゃ作業にならない」ということは避けたいので。

DATA01の接続ユーティリティが少々使いにくい
DATA01自体は恐らく問題なし。自分のパソコンとの相性的なものの可能性もあるが、他のパソコンもないので検証できなかっため、この詳細については割愛。

今回はUSBスティックタイプのDATA01を試用させてもらったのですが、後から他の方の試用レポートなどを見て、URoad-7000のようなバッテリ内蔵かつUSBバスパワー駆動可能な端末の方が自分の環境にはよりマッチしそうと思いました。

今後の「WiMAX Forum Mobile WiMAX R2.0/IEEE802.16m」対応端末のリリースも非常に気になりますが、充分な電波強度があってはじめてそのメリットを感じられるはず。
つまり、何よりも基地局増設が大事なのだと思います。

今後の展開を期待しつつ、試用レポートはこれにて終了。

●関連リンク
UQ WiMAXにTouch and Try!

UQ WiMAX「au データ端末 DATA01」試用レポート1~インストール編

UQ WiMAX「au データ端末 DATA01」試用レポート2~速度計測編

UQ WiMAX「au データ端末 DATA01」試用レポート3~宅内検証編

UQ WiMAX「au データ端末 DATA01」試用レポート4~河川敷で検証編

Sponsored Link

2件のコメント

  1. kira2010年12月13日 5:41 PM返信

    匿名さん こんにちわ

    これは仰る通りの勘違いの誤りです

    見る人が見れば誤りと分かりますが、誤解を広げてしまいかねない記述で反省しています

    早速修正いたしました

    ありがとうございました

    http://kira-ism.seesaa.net/

  2. 匿名2010年12月13日 4:23 AM返信

    かなり前の記事ですが記述に誤りがあるのでこのページを見た人が勘違いしないように一応指摘しておきます。

    多分勘違いだと思われますが
    実測地点表示で表示される速度単位は「MB/s」ではなく「Mbps」です。

    正確には1B/s(Byte per Sec)=8bps(bit per Sec)。
    加えて1KByte=1024Byte、1Kbit=1000bitです。

    10MB/sと言ってしまうとおよそ83Mbpsになり
    WiMAXの理論上の限界速度(40Mbps=4.76MB/s)を超えるので間違いです。

    おそらく「1MB/S、1MB/S」と何度も言っているのはどこかの回線速度測定サイトの結果を見てのことだと思われますが
    そのサイトの記述が本当にbpsでなくMB/s表記であるとすれば
    kiraさんが行った実測では、少なくとも8Mbpsは出ているということなのでWiMAXにしてはなかなかの速度が出ていると思います。

コメントを残す