ニュース専門検索エンジンJusty Finderで国内すべてのニュースをリアルタイムにバイアスなしに読んでみよう

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Justy Finder

「Justy Finder」と聞いて、「知ってる!」と答える人は多分少ないと思う。
今後どうなるかなーと考えると、熱いファンが静かに育っていくイメージ。

そんなニュース専門検索エンジンJusty Finder最新ニュース検索の紹介イベントが昨日開催されて参加しました。

グノシーやSmartNewsと言ったニュースキュレーションサービスに(使って入るものの)今ひとつ馴染めない自分にとっては、新たなニュースアクセス媒体として期待をしつつ、会場に向かいました。

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Justy Finder
主催はJusty Finderを運営するハミングヘッズ株式会社で、場所はそのショールームです。

Justy Finderとは

一言で言えばニュース専門検索エンジン。でも、グノシーやSmartNewsとは大きな違いがあり、そこに興味を持ちました。

具体的に言えば、ニュース媒体から取得したすべてのニュースを配信することが特長です。
つまり、Justy Finderはニュースのキュレーションを行うのではなく、そのまま時系列に全配信を行っています。もちろん検索機能や記事のジャンル分けはあるものの、そのジャンル分けも元々のニュース媒体で設定したジャンルに従って分類してています。
Justy Finder

キュレーターのバイアスのかからないニュースアグリゲーションサイト

このことをJusty Finder自身は「雑音が全くない」と表現しています。
それが「雑音」なのか「編集方針」や「切り口」と捉えるかは人それぞれでしょう。でも、グノシーやSmartNewsのノリが性に合わない方には、その雑音のなさは心地よいだろうと思います。

また、「従来タイプの紙媒体の新聞で世間を知る」ようにニュースに触れる方にも向いていると思います。
自分の興味外と思った紙面に実は必要な記事が埋もれているのを見つけたり広く世間の流れを知るには、フラットに時系列にしかも大量にニュースが流れてくるJusty Finderは都合がいいはず。

自分もインターネット経由で情報を得ることに偏っており、興味の対象外や世間一般の流れがわからなくなりつつあることを自覚しているので、紙の新聞を複数購読しているような感覚で情報を得られることに価値を感じています。

もちろんパソコンだけでなくモバイルにも対応しているので、スマートホンやタブレットがあればいつでもどこでもアクセスできますね。

大量のニュースを配信できることの理由とメリット

現在のところ、300位上の媒体から6000~10000件ほどのニュースを取得し、配信しているそうです。

それは新聞協会、雑誌協会に加盟しているため、それだけのニュース記事を取得/配信できるのだそう。
その「量」はこうして確保されています。

「質」はと言えば、サービス提供者側からは一切のバイアスを持たずに、ユーザ自身で検索してニュースを探すことに重きをおいています。

自分は検索を使わずに時系列にJusty Finderを使っていますが、紙の新聞を1面から通して(更に複数紙を)眺めていく読み方に近い感覚です。

なお、質疑応答では、リアルタイムに時系列に表示するならば画面を自動スクロールさせてはどうか、との声がありました。その方が自分の読み方には合っているかも・・・!

ところで、検索できるニュースは過去一ヶ月までとのことです。そのことを不満に思う声が質疑応答で上がっていました。僕は別に一ヶ月でいいと思うのだけれど。古いニュースには興味ないし、そういうのは別の専門情報サイトに集積されているだろうから。

検索オプションの使い方

とは言え、決まったテーマについて情報を得たい時ももちろんあり、そのための検索オプションもキーワードや期間、ジャンルなど、シンプルですが揃っています。

ちょっと面白いのは「掲載記事ワードランキング」。多く入力されている検索ワードを知ることで、世間の興味を、その検索結果から世間が得ている情報を知ることができます。
よくある機能ではあるけれど、バイアスのかからないニュースアグリゲーションサイトでの結果なので、より世間一般(平均?)に近い結果になっているのではないかと想像しています。

検索オプションについては、検索オプションのプリセット(自分専用フィルタ的な)ができるといいなと思いました。いちいち同じ検索オプションを設定するのは面倒なので。

気になる収益構造

Justy Finder自体の収益は大きいものではないようで、むしろハミングヘッズ株式会社の基盤技術のショーケース的に運用されているようです。

その基盤技術がWindowsの自動化技術であるInP(Inteligence Plathome)と高速全文検索技術であるSSE(Super Search Engine)。これらはすべて自社開発で、InPで使われているWindowsのAPIの全イベントを取得する技術は特許をとっているそうです(つまり公知の技術じゃないようです)。

その他のBtoBのビジネスが主体のハミングヘッズ株式会社にとっては、その技術を広く知らしめる1媒体として考えているようです。

社内にあふれるハードウェア

サーバなどのハードウェアは自社内で運用しているそうで、それを間近に見せてもらいました。
Justy Finder

仮想化しているぶんを合わせると数千台が動いているそうですが、専用のマシンルームがあるわけでもなく、共用エリアとはビニールのカーテンで仕切られているなどコストダウンの工夫が随所に。
Justy Finder

お決まりの懇親会では

築地玉寿司さんが目の前で握ってくれたお寿司をいただきつつ、社員の方々と引き続き質疑応答など。
Justy Finder
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さすが玉寿司、美味しかったです!

僕の考えるニュースキュレーションサイトとの使い分け

より流行りもの的な情報を知りたいのなら(あるいはエンタメ寄りならば)グノシー的なキュレーションサイトを、より一般的な世間の流れをより早く知りたいのならばJusty Finderを、と大きく括れると思います、

どっちの使い方が正しいというものではなく、その人の志向であったり、その日の気分であったりで気ままに使い分ければいいのではないかな。

自分はこの頃情報の視野が狭くなってきた自覚があるので、当面は積極的にJusty Finderを使おうと考えています。

うん、グノシー・SmartNewsに飽きた方にオススメですね!

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2件のコメント

  1. kira2015年3月2日 11:31 PM返信

    井上さん こんにちわ
    社員の皆様の丁寧な応答が印象的なイベントでした
    その後、ニュースサイトを読むのはJusty Finderをメインにしています(その時の気分次第でもありますが w)

    今後も刺激的なプロダクトを生み出して行かれることを期待しております。

  2. 井上宇紀2015年3月2日 2:40 PM返信

    ハミングヘッズの井上です。過日はお足元の悪い中ご足労いただきましてありがとうございます。Justy Finderの特長をこれだけ深く理解していただいて大変恐縮です。一般のキュレーションサービスとは異なる角度の情報が得られますので、併せて使っていただくのも手と思っております。是非とも今後はJusty Finderを情報収集の一助としていただけましたら幸いです。

    http://justy.hummingheads.co.jp/news/index

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