こういう技術の使い方はいいけど・・・、効果はどこまで期待できるのか、ちょっと心配なリリースがIT media Newsから。
警視庁は、市民が携帯電話のカメラで撮影した現場写真を事件・事故の目撃情報として募集する取り組みを始めた。6月29日未明に東京都中野区で起きた火事について、火災の様子や発生前後の現場・周辺の写真を、Webサイトで募集している。
募集はパソコン向けのWEBサイトでQRコードを表示することで、メールの送信をしやすくしている。
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しかし、なんか変ではないか?現場写真を送ろうと思えば、すぐに写真を送れるようにすることが大事だろう。すぐに情報が集まることで、事件解決の早期解決を期待できる。
それを、家に帰ってからWEBサイトにアクセスしてQRコードで送信先を入力してから送信か・・・。現場を見たその時点では、警察に協力して写真を送ろうとも思うだろうが、それが家に帰ってパソコンを立ち上げて・・・、などと言う面倒くさいことをしてくれるだろうか。家に着く頃には、もうそんなことは忘れてしまっていそうだ。賞金でもつけないと、積極的な協力が得られない気がする。
その場ですぐに写真を送れるように、電話で言えば110番のように、覚えやすくて、短いメールアドレスを広報するべきではないだろうか。あるいは、書くキャリアの公式サイトの浅い階層に、警察へのアクセスのメニューを作ってもいいかもしれない。
そもあれ、警察がIT技術を使い始めてのはいいことだ。今後、よりよい方向に進んでいくように期待しよう。
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