先の11月15日に東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が「ダイヤルQ2」のサービスを2014年2月28日に終了すると発表しました。サービスの新規申込受付は12月15日に終了するとのことです。
両者連名のプレスリリースはこちら
「ダイヤルQ2」サービスの新規お申し込み受付の終了およびサービス提供の終了について
ダイヤルQ2は自分が通信に興味を持ち始めた頃に普及し始めたように記憶しています。懐かしい響きです。
ISP市場が立ち上がる頃には、ダイヤルQ2で接続させてダイヤルQ2経由で接続料金を徴収するプロバイダもありました(みんな知ってるだろうけど、もう昔話かな)。
ところで、NTTのその他のサービスの加入数などどうなっているのかな?と思い、久しぶりにNTT東日本の「契約数等サービス概況等」の資料を見てみました。
Sponsored Link
現時点の最新版は平成23年度上半期(平成23年度9月末)のもの。
NTT東日本のサイト上にはここにあります。
これに見やすいように自分が手を加えたものをここに置いておきます。
ダイヤルQ2はPFDの下部の赤矢印のところ。契約数が前年比-11.1%ですね。
意外だったのは契約数の減少率よりも、契約数そのものがすでに198しかないこと。そして番組数は48しかありません。
参考までに平成11年度上半期の数値を調べたら7179契約、1799番組でした。
むしろよく今まで続けてきたなというところでしょうか。
他のサービスの実績を見てみると、あらかたのサービスが減少しています。
増加しているサービスはひかり電話に関わるサービスが多いですね。
契約数が多く一般に馴染みもあるサービスでもあるフレッツ・ISDN(PDFの上部の赤矢印)は予想通りですが前年比-14.5%と大きく下げています。
ダイヤルQ2をきっかけにNTTのサービス契約の実績を見てみましたが、なかなか大変そうです。
Sponsored Link