photo credit: Trapped in an iPhone via photopin (license)
iPhone 6Sで1枚写真を撮って、スリープにしてからポケットにしまって、しばらくしてからポケットから取り出したらスリームボタンもスリープボタンも全く無反応になっていました。
「バッテリ切れ？」と思って、サブバッテリを繋いでみたらこれも全く無反応。
ここでホームボタンの指紋認証のリング部分が短時間しか触れないほどに熱くなっていることに気が付いて、「これは普通の壊れ方じゃない」「このままにしていたら火を噴く？」とドキドキしましたが、無事に回復できたので、その方法をまとめました。
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まずはApple Storeのヘルプデスクにコンタクト
端末は2015年12月にApple Storeで購入したSIMロックフリーのiPhone 6Sで、iOS9.3.1と現時点での最新の環境で、これまでは特別なトラブルは一切無し。
SIMはFREEETEL SIM for iPhone/iPadです。
出先でこの状況なりました。Apple Storeで購入した端末のため街角の携帯電話キャリアショップに相談はできず、Apple Storeのサポートに電話やチャットで相談しようとしても、そもそもiPhone 6Sが全く動作しないのでそれも無理。
公衆電話？そもそも公衆電話って見かけなくなってるし、Apple Storeの電話番号もわかんないし、それを調べようにもiPhoneが動かないんだってば！
手の打ちようがないままに20分ほどかけて帰宅して、パソコンからZoiperからFUSION IP-Phone SMARTを使ってAppleのサポートに電話をしました(FUSION IP-Phone SMARTを契約していたのはまさにこのようなトラブル時のため)。
解決した対処法は基本的なことだった
iPhoneが操作をまったく受け付けない状態なのでどうするのかと思いましたが、ヘルプデスクの方が教えてくれたのは「とりあえず再起動してみよう」で、その通りやってみたら再起動がかかりました。
【参考】iPhone、iPad、または iPod touch の再起動 – Apple サポート
もちろんトラブル発生の時点で自分でも再起動は試したのですが、その時はまったく無反応でした。
もしかすると慌てていたため、ボタンを押し続ける時間が短いなどの操作の手落ちがあったのかもしれません・・・。
再起動が始まった時点でホームボタンの温度はすぐに下がり始め、再起動完了後に正常に動作していることを確認して一件落着です。
サポートの方(女性)に「動きました！」と伝えたら、「よかった！」と一緒に叫びながらよろこんでもらえて、なんだかほっとしたというかうれしかったというか。
何度かAppleのサポートにはお世話になっていますが、こういうノリの人は初めて w
ありがとうございました！
原因と対策
サポートの方の話では「何かのきっかけでシステムがハングアップして、ホームボタン周辺のデバイス(指紋認証とか？)が暴走していたのではないか」との推測でした。
念のため、遠隔での端末チェックをしようと提案されたので、やってみました。
遠隔端末チェックの方法
サポート側で準備をしたうえで、iPhone上で設定→プライバシー→診断/使用状況と移動すると、普段は表示されていない「遠隔チェック」(違う文言だったかもしれない)のメニューが表示されて、これをタップして」数分間でチェックは終了。
この結果(ソフトウェアのバージョンナンバーやデバイスの動作状況など)がサポート側に送られて、概略的な診断をしてくれる仕組みです。
今回は遠隔チェックでも異常はないので、偶発的なトラブルであろう、再発しなければ特段の対策は不要でしょう、との診断でした。
こんな不安があった
ホームボタンのリング部分の発熱がすごいので、急がないと「熱で半導体など部品が壊れるんじゃないか？」「火を噴くんじゃないか？」という心配をしながらの帰宅は不安でした。
実は購入時点からホームボタンのクリック感が微妙で、中で何かがひっかかっているような感触になることが頻繁にありました。
その影響なのかとも思いましたが、今回は無関係らしいです。
そしてAppleCareは契約していないので、「修理代どうしよう・・・いい機会だから6S PlusとかSEに買い換えちゃう？」などと考えましたが、今回は結果的にAppleCareに頼ることなく終わりました。
今日の「そうなのか！」
iPhoneがすべての操作を受け付けなくなっても、再起動だけはできるっぽい。
いざという時はまず試そう。
電話回線は複数確保しておかないとこのような場合に死ぬことになる(と思って複数運用をしていたので助かった)。
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