首都高速湾岸線沿いに走る国道357号線。そう、みんな大好きな「湾岸線」です。
お台場と大井の間の東京港の間が東京港で分断されていて、ここを渡るには首都高速湾岸線に乗るか、都心に入って迂回するしかなくて不便でしたが、
ついに2016年3月26日に国道357号線東京港トンネル西行き(海側)が開通することになりました!よかった!
その開通記念イベントの「東京臨海副都心スポーツフェスティバル 国道357号東京港トンネル RUN&WALK&YOGA RAVE」で開通直前の国道357号線東京港トンネル西行きを歩きました。
これまでいくつも高速道路のオープニングのウォークイベントに参加してきましたが、一般国道のウォークイベントは初めて。
なんと海底トンネルを歩いて、壁面や路面、設備をじっくり見られる超レアなイベントです!
開通したらもう歩けないんですよ!
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国道357号東京港トンネル海側(西行き)って?
詳細は国道357号 東京港トンネル海側(西行き)が3月26日(土)午前6時に開通します ~東京臨海部の交通円滑化が期待されます~ | 記者発表 | 国土交通省 関東地方整備局をどうぞ。
まだ開業はしてないですがNAVITIMEでは3月20日夜の時点ですでに地図に反映されてました!(いいのかな?)
青いのが高速道路、赤紫が一般国道で、東京港トンネルの西行き(海側だけ)が開通することがわかります。
ここが分断されていることの不便さがひと目で想像がつきますね。
Google Mapsは現時点ではまだでした。
イベント詳細
国道357号東京港トンネル西行きを始点のお台場側(潮風公園付近)から大井側のトンネル出口までを往復します。
3月19・20日の午前中はランニング、午後はウォーキングと分けられています。21日はYOGA RAVEのイベントだそうです。
自分は3月20日の午後のウォーキングの参加です。
まずは大井側トンネル出口へ
スタート地点は東京港トンネルの台場側入り口。
このゼッケンを付けて
潮風公園を抜けて会場へ
まだ工事途中の箇所もあり
地上からトンネル進入部を見下ろすと第一陣が出発するところ
地上部から道路上へ進入する階段を降りる
かなりの急角度
僕らは第2陣で
スタートを待つ風景
もちろんアスファルトは新品
司会のサッシャさんはおなじみですね
女性の作業服姿はかわいさ3倍増!(設計などをされているそうです)
そしてスタート!
このウォークイベントはいくつものグループに分けて順次出発して右側通行の往復
まだ第一陣が戻ってきてないので左側が空いてる
チョークのメモにあるようにまだ175mほどきたばかり(「650R」ってなんだろう?)
ちかくには「170」って書かれてたのはメートルかな?
ジェットファンは回っていなかった
工事やお台場今昔などの映像資料が映写されてる
これは椅子でもあればゆっくり見たかった
トンネルに入ってすぐに最下端点に到着
中央部が一番深いんじゃないんだ
ここが中間点
この勾配の変化は歩いていても感じる
そして実際以上に急勾配に見える
実際の傾きは勢いがついて止まらないことで体感できる
そしてここが勾配変化点
海底トンネルとはいえ一般国道なので速度制限は60Km/h
新しい道なんだからもっと早く走れるようにしようよ・・・
路面に制限速度を書く際に使ったチョークの補助線が残ってる
ジェットファンが1基だけのところもあった
大井側の地上の光が見えてきた!
もうすぐ大井側の地上部
一緒に歩いてくれた3人
もうすぐトンネルが終わって大井側の地上へ
トンネルを出るところ
トンネル接合部のプレート
どこから34.5kmなんだっけ・・・?
トンネルを出るとすぐに折り返し点でこの先は立ち入り禁止
右手の車両はSoftbankの臨時基地局(イベントに合わせて出動かな)
ちなみにトンネル内でも各社の携帯電話での通信ができた
一番奥には首都高速湾岸線の合流部の案内標識が見える
大井南とか空港中央とかって書いてある
折り返し点から再び台場側へ
ここで振り返って、再びトンネルに
赤いのは消防隊専用無線接続端子・・・普段は使わないものかな
黒いのは何も書いてない
路面は地上部がアスファルトで、トンネル内がコンクリート
ここでいきなり切り替わってる
給水栓と送水口って何の水を扱うんだろう?消火栓とは違うみたい
消火栓なら赤く塗られてるはずだし
海面から約22mの深さとのこと
これは高速道路のウォークイベントで毎度出くわす火災感知器・・・だと思う
さっきの34.5kmのプレートから100mごとにこのプレートが貼られている
もちろん非常駐車スペースがあって、そばには消火栓が
357号線西行き(海側)は左側壁面に消火栓や様々な機器、そして非常通路がある
右側壁面にはなにもなかった
工事関係者の方が工事や設備などを楽しく、詳しく説明してくれた
この非常口を開けて見せてくれた
非常口から滑り台で下に降りられる(フラッシュたけばよかった・・・)
降りるとこうなってるらしい
イベントの紙の資料は受付でもらったけど、こういう東京港トンネルについての詳しい資料はなかった
こういうのも受付で配布した方がいいし、Web上でも配布したほうがいいね
そろそろ台場側出口に戻ってゴールへ
次の出発を待つ人たちとゴールですれ違う
HOOTERS GIRLのみなさんは僕らの出発の時はなぜかいなかったんだよね・・・
割りと気さくに参加者と会話してた
ゴールすると資料などの展示が
スペースが狭くてのんびりとは見られず残念
国道357号線東京港トンネルから地上に戻って
再び入り口を見下ろすと、ちょうど出発直後みたい
東京港トンネル自体は外からは見えないけれど、その入口のシンボルがこの建物
こんなに近くで見たのは初めて
湾岸線と交差する高架橋から見下ろす
これが東京港トンネル東行き(山側)の工事中の様子
2019年に開通らしい
最後は一緒に歩いてくれたみんな(@chiwamama、@yuji_t、@autumnvv、@kujimakoto(午前中のrunで参加))で食事など。
楽しかったー!みんな、ありがとう!
東京港トンネル西行きを歩いて思ったこと
外はよく晴れて暖かかったのにトンネル内はひんやりとしていて、段々と寒く感じたのは予想外。
これまでいくつも道路の開通記念ウォークイベントに参加したけれど、今回はこの辺がこれまでに経験したものとはちょっと違っていた。
- 初めての一般道で、しかも海底トンネル
- 初めての有料イベント(2000円)
- 混雑がない(トータルでの参加人数はわからないけど)
- コース内のアトラクション的なものが少ない
一つだけ不満に感じたのは、施設や工事についての「情報」「体験」が少なくて、ただ歩いて終わる感じが強かったこと。
工事の方が説明している箇所も一箇所だけだった。
とてもよく対応してくれて、非常出口を見たいと言ったら扉を開けてくれたり、とても楽しかったけれど、もっとそういう場を作るべきだったんじゃないかな。
他のイベントではそんな広報的要素が多かったし、きっと重視していたんだと思う。
説明してくれた工事の方たちからももっと「知ってほしい、伝えたい」って気持ちを感じたし、そういう機会は今後の工事のためににも必要なんじゃないかな。
有料イベントなので、運営者側もより費用をかけて開催できるはずだし。
それはさておき!ここを歩けるだけで超レア体験。
ここを通るたびに思い出すね。
thanks for photo by @chiwamama
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