これまでβサービスであったフュージョン「IP-Phone SMART」を使ってきてのレポートを書いていましたが、ついに!ようやく!本日6月13日からβサービスから正式サービスとなり、同時に純正iOSアプリSMARTalkもリリースされました。
早速、もろもろ試してみての感想や期待感などまとめました。
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まず注目なのはFUSION IP-Phone SMARTから公式のiOSアプリがリリースされたこと。これまではプロバイダフリーのSIPフォンを使うしかありませんでした。
自分はプロバイダフリーのSIPフォンとして主にZoiper Premium SIP softphone – for VoIP phone calls with videoを使っており、非常に満足していましたが、PUSH通知が出来ない(アプリを立ち上げていないと着信できない)ことだけが不満でした。
今回リリースされたSMARTalkはPUSH通知が可能なので、待受のためにアプリを立ち上げておく必要がありません。つまり、iPhoneのバッテリの余計な消耗を抑えて待ち受けが可能です。
これはほんとうに嬉しいです。PUSH通知の可否って、SIPフォンアプリの最大の評価点だと思います。
iPhoneアプリがZoiperから変わったからなのか、正式サービスインに伴う要因なのかは分かりませんが、自分の友人にかけた本日の通話テストでは音質はややZoiperに劣る感じがするのですが、どうも電波状態とコーデックが合っていなかったからかもしれません。
3つのコーデック(iLBC、G.711μ-law、G722)が実装されており、簡単に切り替えられるので、いろいろ試してみるといいと思います。
SMARTalkの操作体系は非常に分かりやすく、使いやすいものです。
SMARTalkをダウンロードして、使うまでに設定しなければいけないのはFusionから発行されるSIPアカウントとSIPパスワードのみです。他にも設定項目はたくさんあるのですが、取り敢えずこれだけでOK。
複数アカウントにも対応しているので、そういう使い方をしたい方にもオススメです。
短縮ダイヤル機能もついていますが、んーっと、電話帳と連携していれば要らないような気も。
通話録音機能もあります。これはありがたい機能かもしれませんね!
その他にもいろいろ細く設定ができるので、使いながらちょっとずつ設定しながら試していけばいいのかと思います。
1つだけに気になったのは、発信時に呼び出し音が鳴り始めるまでの時間がβサービスの時よりも長くなっていること。これは数カ所に発信して明らかに長かったのですが、改善されるといいなと思います。ま、実用上困るほどのことではないですが。
ということで、βサービスから正式サービスインとなったのですが、純正iOSアプリがリリースされたこと以外は、サービス内容が変わったりはしていません。これまでの利用者も安心して使えると思いますし、新たにSIPフォンを使いたい方にも日本初のサービスということで安心感もあっていいと思います。
もう少し試してからにはなると思いますが、メインの電話番号をiPhoneの番号からSIPフォン(IP-Phone Smart)の番号に替えてもいい時期が近づいてきた気がします。
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