しばらく前からこのブログの重さがまた気になるようになりました。
WordPressが重いのか、サーバを疑うべきか・・・。
これまでにいろいろ手をつくしているので原因はそれ以外のことだろうね・・・ということで、プラグインを疑いました。
しかし、たくさんのプラグインを一個づつ、また他のプラグインとの干渉を計りつつなんてことはしてられないしと思ったら!やはりあるのですね、便利なプラグイン。
P3 (Plugin Performance Profiler)はWordPressのパフォーマンスにどのプラグインがどれだけ負荷をかけているのかを一気に調べてくれる優れものでした。
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使い方
インストールはごく普通に。
設定項目はありません。
チェックはプラグイン一覧の「Scan Now」をクリックか、左のツールバーの「ツール」→「Plugin Performance Profiler」→「Start Scan」で開始します。スキャンオプションは「Auto Scan」でいいと思います。
スタートすると幾つものページを遷移し(チェックポイント的なページを選んでいるようです)、最後に管理ページをチェックして終わります。
kira-ismをチェックした結果
グレーのタブメニューから各検査結果が表示されます。
詳細な分析はさておき、「Runtime By Plugin」タブをみてみると、ロード時の各プラグインの負荷の割合が円グラフで表示されます。
Woopra Analytics Pluginの占める割合が6割程度とかなり大きいですね。
その他は外せない(WordPress.com Statsは外してもいいか)プラグインなので、取り敢えずWoopraを停止しました。
Woopraを停止して、再度サイトチェックをしてみた結果がこれです。
Woopraを外してみたら
まずポイントはWoopraを外したところ、明らかにサイトが早く、軽くなりました。
特に管理画面はWordPressのダッシュボードが重くなった時の簡単な対処法 | kira-ismでもかなり軽量化ができたのですが、今回はWordPressのインストールしたての時のようにサックサクになりました。
「犯人はお前か!」という感じです。
まさかWoopraが管理画面に負荷をかけているとは思いませんでした
Woorpaは常に必要なプラグインではないので、このまま引退してもらうことにしました。
そして次に気になるのは、Head CleanerとWordPress.com Stats、Broken Link Checkerですね。
Head Cleanerは動的にデータを吐き出させているので恐らくそれが負荷になっているのかと。しかし、kira-ismの高速化施策全体から見たら外せないプラグインです。
アクセス解析系プラグインはGoogle Analyticsを使っていますが、グラフに表示されていないので負荷は小さいようです、それ以外のアクセス解析系のプラグインはどうやら負荷が高いようですね。
Broken Link Cheackerはリンク切れが多い当ブログとしてはユーザビリティ的に外しにくいです・・・。
ちょっとだけ詳細に解析結果を見ると
Woopraを除いたことでPlugin Load Timeは2.608秒から1.349秒へと半減、ページのロード時間にプラグインの占める割合は72.4%から54.5%へと減少しました。
驚愕ですね。
一体何してくれてたんや、Woopra君は・・・。
ところで、Woopraを除いてもアクティブなプラグインは45個(停止しているものを含めると53個)。
さすがに多すぎる・・・でしょうか。
P3(Plugin Performance Profiler)関連リンク
- 公式サイト WordPress Plugin Performance Profiler (P3) | Go Daddy Blog | Go Daddy Support
- 配布サイト WordPress › P3 (Plugin Performance Profiler) « WordPress Plugins