2007年にも3G携帯電話へのGPS機能の搭載が義務化される見込み・・・・、なんだそうだ。自分は全く知らなかった。これはすでに2004年5月に打ち出されていた方針だったらしい。PSEではないが、これもどのくらいの人が知っているのだろう?
自分が携帯電話を買い換えるとして、重視する要素の一つがGPS機能だ。ポータブルのGPS端末も市販されている。しかし、GPSは通信をベースにしたサービスなので、これが携帯電話の機能であることが理想だろう。au by KDDIのEZナビウォークのCMをみると、いつも「いいなぁ、ほしいなぁ」と思う。そのKDDIのナビゲーションサービスについて、ITmedia+Dは以下のように紹介している。
KDDIが提供するサービスの中でも、他キャリアに対する優位性が高いといわれるのがGPSを使ったナビゲーションサービス。端末ラインアップ、ユーザー数、機能の多彩さなど、他キャリアの追随を簡単には許さないレベルに達している。
(以下の引用は全てITmedia+Dより)
4月に入って、ナビタイムの交通広告(自分の場合は都営新宿線で)を頻繁に目にしていながらも、漫然と「あぁ、ナビゲーションのレベルが進化するんだ・・」程度にしか見ていなかったのだが、このGPS機能の搭載義務化にも関わる広告であったようだ。
そんなKDDIが4月下旬から、ナビタイムジャパンとの協業による「3Dナビ」機能を追加すると発表した。平面の地図表示と周囲の町並みを3Dで表現した立体地図を組み合わせて目的地までのナビを行う新サービスだ。
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ナビタイムは、従来のGPS機能に加え、乗換え案内などまでをナビゲーションするサービスだと思っていたが、自分はちょっと認識を誤っていたようだ。3Dでナビゲーション画面を表示することで、より使いやすくするものでもあった。ITmedia+Dによれば「表示される立体地図は、場所によっては店名の看板も表示されるなど、なかなか本格的なもので、移動に対する立体地図の追従もスムーズに行われていた」そうだ。
単に地図を3D化するだけでも大変なことだと思うが、EZナビウォークの立体地図対応にあたり、ナビタイムジャパンは3D描画用地図データの新フォーマット「V3Dformat」を開発した。携帯電話での場合、ユーザーにストレスを感じさせずに3D地図表示を行うためには、通信用のデータをできるだけ軽くする必要があるために、新たにこのフォーマットを開発したとのことだ。地図データのフォーマットから作成・・・、ここに本気だと感じる。そして機能の質の高さの予感を感じる。
3G携帯電話へのGPS機能搭載義務化へ向けて、他のキャリアも取り組みを進めているが、やはり早くからサービスを進めてきたKDDIに優位性があるようだ。そして、次のような理由でもKDDIが優位に立っている。
BREWに備わっているグラフィックス処理用インタフェースOpen GL ESが、最も効率よく処理できるデータ構造で端末側に送信しているからこそ実現できた。V3Dformatを使ったからといってできるわけではない。
つまり、KDDIのアーキテクチャだから実現できた、ということだ。
自分は今、ドコモの携帯電話を使っている。それは、携帯電話を初めて買うと機にキャリア間の料金体系を比較したところ、ドコモ(当時1.5Gと電波帯域で呼ばれていたCityPhoneだ)が最も自分に合っていたという理由でしかない。今後、自分が携帯電話を買うならば、機能でもイメージでもKDDIを選ぶことになる。
今年から来年にかけてのナンバーポータビリティやワンセグの動向を見ながらではあるが、きっとKDDIの携帯電話に買い換えることになりそうだ。現在使っているドコモのP251iSもデザインは最高なんだけどな・・・。
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