牛糞からガソリンやバニリンを生成

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なんちゃってエコロジストというかLOHASでBOBOSな自分には、とても素晴らしいと思えるニュースがHOT WIRED JAPANから。

AP通信
東京発――3月3日(日本時間)、エネルギー資源に乏しい日本の科学者が、ガソリンを得るための新たな供給源を発見したと発表した。それはなんとウシの糞だ。

東京農工大学の澁澤栄教授によると、澁澤教授の研究グループは牛糞を高温高圧の状態に置き、牛糞100グラムあたり約1.2グラムのガソリンを作ることに成功した。

大量の糞を処理する負担を軽減できることから、「この新技術は、畜産農家に歓迎されるだろう」と澁澤教授は話す。澁澤教授によると、日本では1年間に約55万1155トンもの牛糞が発生している。

もう1ヶ月も前のニュースだけど、今日までこのニュースを自分は知らなかった。もっと話題になっていいと思うんだけどなぁ・・・。

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言うまでもなく、日本はエネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っている。また、畜産農家は家畜の排泄物の処理は大きな問題だ。これらの問題を極めて環境負荷の低い方法で解決する1つの方法だ。もしかすると、牛以外の家畜の糞も使えるようになるかな?そうするとますます魅力的だなぁ。

澁澤教授は5年以内の実用化を目指すと言っている。これには国家からの援助があってもいいんじゃないかな。重さで考えると、原料の1.2%のガソリンが作れるってことは、かなり生産性が良いといえるのではないだろうか。

さて、タイトルにある「バニリン」とは何か?

積水化学工業によると、同社の研究グループは牛糞からバニラの芳香成分であるバニリンを抽出することに成功した。バニリンはシャンプーやアロマキャンドルの芳香剤に利用できると同社は話す。

なんと、バニラの香りが牛糞から・・・。「香水には微量の悪臭の成分が含まれてている。それによって良い香りが引き立つ。」と何かで読んだ気がするが、そんな感じのものだろうか。お汁粉に少し塩を入れると甘さが引き立つみたいな・・・。

こういうニュースがもっと報じられるようになるといいな、とLOHASでBOBOSな自分は強く思う。

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1件のコメント

  1. etc ~クルマな生活~2006年4月18日 9:57 AM返信

    ガソリン代値上げ!またですか(涙)

    石油価格の上昇でガソリン代が値上げになりますね。車に乗る人にとっては厳しいです。今後の対策を考えてみました。

    http://1etc.seesaa.net/article/16712943.html

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