「放送と通信の融合」なんて言葉を持ち出すことが既に古いイデオロギーだと思わせるニュースがINTERNET Watchから。
電通、日本テレビ放送網、東京放送、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京、博報堂DYメディアパートナーズ、アサツーディ・ケイ、東急エージェンシーの9社は15日、ブロードバンド上でコンテンツ流通の活性化を目的とした事業会社「株式会社プレゼントキャスト」を4月3日をめどに設立することで合意したと発表した。
プレゼントキャストは、そもそも電通が民放5社に声をかけ、音頭を取った事業会社だ。その事業は動画コンテンツの検索ポータル事業が中心になる予定だが、動画コンテンツやインターネット広告の配信事業なども検討されているようだ。検索ポータルやプレゼントキャストが配信する動画コンテンツに関しては、ユーザー登録のみで無料で利用可能にするとしている。確かに、無料でないとユーザーを取り込むことは出来ないであろう。そうなると、収入源は広告収入となると予想される。
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さて、これは充分に収入を得られるビジネスモデルとなるのだろうか。公開されるコンテンツの権利問題などの解決には近道となるであろう。今後のこのような問題の解決のためには、まずやってみる事業会社がいなければ何の検証も出来ないのであろうから、プレゼントキャストの果たす役割は想像以上に大きくなるであろう。期待して、見守っていこう。
なお、電通から出されたプレスリリースはこちら。
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ドガッチ 試験放送中
プレゼントキャストは17日、テレビをもっと楽しむインターネット「ドガッチ」のテスト配信を開始した。正式オープンは6月1日。
今後、徐々に詳細が明らかになっていくでしょうから、GyaOとかTV Bankとの比較はひとまずおいときます。ということで、本日の本当のタイ…
http://blog.drecom.jp/kimurasatoru/archive/74