自分が、いつか実現するだろうと思っていたサービスが開始されるとのニュースがIT proから。
米Time WarnerのAmerica Online(AOL)は,どこからでも自身のパソコンにリモート・アクセスできる「Link2PC」サービスを米国時間3月14日に発表した。ユーザーが所有するマシンを反映した仮想デスクトップをWeb上に作成し,インターネット接続した他のコンピュータからアクセスできるようにする。
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Link2PCのサービスはとても魅力的だ。Link2PCに登録後、常時接続でンターネットに接続した自分のパソコン(2台まで)に専用ソフトをインストールするとサービスが使えるようになる。
使い勝手は「まるで自身のパソコンの前にいるように,ドキュメントを開いて編集したり,ファイルの利用,共有,印刷を行ったりできる」とのことだ。
尚、月額利用料は6ドル95セント。ニーズのある層には割安と感じられる価格帯ではないだろうか。日本であればネットカフェがインスタントオフィスとなってしまうわけだ。
しかし、気になるのはやはりセキュリティだ。最悪の場合は、特定の情報が漏れるどころか、全ての情報が流出してしまうことも考えられる。
これについては「セキュリティ保護については,128ビット暗号と,パスワードおよび特定アクセス・コードを用いる。また,リモート・アクセスの許可/遮断を設定する管理機能も提供する。」のだそうだ。
これで充分かどうかは判断がつきかねるが、セキュリティについては継続的に対策をしていかなければならないだろう。
悪意のある者が他人や会社のパソコンにその専用ソフトをインストールしてしまったら・・・、などのソーシャルハッキング的な脅威とは背中合わせのような気がする。