赤ちゃん本舗、10件の受注データ消失で1万5000枚の詫び状を送付

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IT Proのオリジナルの見出しでは「わずか10件の受注データ消失で」と、なんだかネガティブな表現だったリリースをご紹介。

ベビー用品などの企画、販売を手がける赤ちゃん本舗が、受注履歴データの一部を誤って消去したため、1月27日付で、同社の顧客約1万5000人に詫び状を郵送していたことが明らかになった。

誤って消去したのは、昨年12月15日から1月19日の間に電話で受け付けたもののうち、電話注文時に在庫がなかった受注のデータ。これを、1月19日に、「運用を委託しているベンダーの担当エンジニアのミスにより消してしまった」(同社通販部)。

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この「電話注文時に在庫がなかった受注のデータ」は数十件程度とみられており、そのうちのいくつかはバックアップや紙に記録されていた分から復旧され、最終的に消失したデータは10件前後とみられている。

赤ちゃん本舗は顧客へ連絡の取れない注文(その約10件の消失データ)が残ったために、これまで電話注文をしたことのあるすべての顧客に詫び状を郵送した。

IT Proの論調はこの出来事をちょっとヒステリックな対応であるような語調で報じている(少なくとも自分にはそう感じる)が、このような対応が赤ちゃん本舗の誠実さをアピールするよい機会となったと思う。「災い転じて福となす」の対応といえるのではないだろうか。

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