ちょっと前のニュースだけど、今後の実用化が待ち遠しい技術についてのニュースをフジサンケイ ビジネスアイからご紹介。
商品カタログや絵本などに、“ステルス(見えない)インク”で透明なドットコード(点符号)を印刷するシステムが開発された。正方形の二次元バーコード「QRコード」に代わる次世代の自動認識技術として、グリッドマークダイレクト(GMD、東京都中央区)が販売を開始した。
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透明で目に見えないドットコードを印刷物に重ねて印刷し、これをペン型読取機「e-スキャナー」で瞬時に読み取り、詳細な情報が載っているWebページに誘導することができる仕組みだ。このドットコードが見えないのは、赤外線を吸収する特殊なインクを利用することで実現されている。
このGRID ONPUT技術は通信販売業界で注目されているそうだ。これによって、紙媒体からWEBへのアクセス率が向上できるはず、とされている。でも自分はそうは思わない。ドットコードを読むための機械をコンシューマに広く配るのは非常に難しいと思うからだ。
すでに通販大手シャディのカタログに採用されているほか、玩具メーカーのセガトイズのカードゲーム機「ピコランド」や子供向け絵本・教材など娯楽、出版、教育分野への応用展開も始まっている。
誰でもインターネットアクセスが容易になり、デジタルディバイド解消の一手と考えられているようだ。でも・・・、そもそもインターネットにアクセスするということや、スキャナを使うこと自体が、デジタルディバイドの要素だと思うな。これでデジタルディバイドの解消・軽減ができるとは思えない。
インターネットにアクセスした後の操作(WEBサーフィンをするとか、印刷するとか)が変わる訳でもないし。ニーズのないところにシーズで開発している気がする。
折角情報量も多いのに、WEBアクセスの簡易化にしか使わないのはもったいないね。
自分としては、現在では当たり前となった、商品のバーコードの代替にしてほしいと考えている。
情報量も多くなるし、特に印刷物の美しさが重要な商品ではニーズがあると思う。
例えばCDや本の類だ。書籍やレコード(CDが出る前だったような気がする)のジャケットにバーコードが記載されることに対し、印刷物の芸術性を損ねると、かなりの抵抗があったことを覚えている。
これこそ透明に、目に見えない印刷にしてしまえばいいじゃないか、と思うのだがどうだろうか。
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ピコランド 【GRID ONPUT】
対象年齢は5歳くらいかと思いますが、某ジャ○コのゲームセンターにて、 ピコランドを。 ドラえもん、サンリオがありました。 これはカードをスキャンするとジャンケンが出来たり、 ゲームでアイテムが使えたりするようです。 ちょっと気になってカードをゲット(100円..
http://blogs.dion.ne.jp/nao_yoshi/archives/2608798.html