ふらりと青山通りを歩いていたら、テレビ等でしばしば見かけるTESLA ROADSTERのショールームを発見。お昼前でガランとしていてつい覗き込んでしまいました。
なんでもレーシングドライバーさんの運転で助手席に乗って体験ドライブをさせてくれるとのことで、是非とお願いして乗せてもらいました。
TESLA ROADSTERとはTesla Motors社が開発・販売のスポーツカーの電気自動車。
キャッチフレーズは
394km per charge
3.7seconds 0-97km/h
0tailpipe emissions
「3.7seconds 0-97km/h」は一般走行ではほぼ必然性はありませんが、残りの2つは実用性と共に今後の一般乗用車も目指すべきものですね。
乗せてもらっての感想は「確かに早い!」のは勿論のこと、加速が物凄かったです。ピュアスポーツな車ってこんなんなのか!という感触はとてもよかったです(だから高価でも買う人がいるのでしょう)。
iPhone3Gで写真を撮らせてもらったので、それを紹介しつつ感想などを。
TESLA ROADSTERのWEBサイトはこちら
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試走はショールームの周辺を数分でぐるっと回るだけですが、それでも「へぇー」「うぉー!」と唸ってばかりでした。
低速域からの瞬間的な、そしてシフトラグがないリニアな加速。これは電気自動車だから当然ですが、とにかく強烈でした。
そして減速時のブレーキ、タイヤの効きのよさ。
普通はしないスポーティな走り方もあったけれど、走りやすいんだろうなぁと感じました。
加減速のGをこんなに強く感じたのは初めてでした。特に加速はシートに体が押さえつけられ、(比喩としてよく謂われる)胃の中のものが逆流するような感覚はジェットコースターでも感じたことがありません。
勿論一般道なので軽く走っただけでこの状態なので、整備された道だったどんなことになったのかな・・・。
何にせよこれはプロのドライバーだからできる運転ですね。一般のドライバーは真似しない方がいいでしょう・・・。
乗り心地は、硬めで僕の好きな感じ。一般道路を長時間乗るにはちょっと硬すぎるかもしれないですが、整備された道で200Km/hで300Km程を走るような状況(つまり高速道路で1時間程度の巡航)であれば、こういう設定になるのだろうと思います。ストロークも短く感じました(実際はどうなのか分かりません)。
シートはスポーツカーなので着座点がかなり低く、乗るのにはちょっと大変。しかし座り心地は程よく体をサポートしてくれて非常に快適でした。また、低いポジションからの視野は広く見やすいものでした。
ドアはレバーとドア自体の動きの軽さに驚愕。閉めるときの音はとてもよく(どう表現したら伝わるのか分からない)、しかも音は静か。
後部トランクは所謂「ゴルフバック一つ分」の感じ。その中には畳まれた幌の入ったケースが。幌は自分で開いて取り付けるとのこと。慣れれば1分程度で出来るとのことでした。
試走開始までの時間、ショールームの方にいろいろとお話を伺いました。中でも印象に残ったのはこんなこと。
・一回の充電で394Kmを走れる
・充電は家庭用のコンセントでOK(200Vのコンセントであれば100Vでの充電時間の半分)
・一回の時間は数時間(細かい数字は忘れました・・・)
・ギアチェンジがないのでシフトレバーはない(前進/後進の切り替えはあり)
・濃色系のボディカラーが売れている(展示されていたのは白)
・数千万円のスーパーカー並みの性能を1千万円台前半で実現した
・充電ステーションを全国に展開する予定だがまだ詳細は公表できない
そんなTESLA ROADSTERの写真を以下にずらーっと。
<実は試乗の際にiPhone3Gでビデオを撮った心算でしたが、操作ミスで撮れていませんでした・・・>
とてもポンと買えるような価格ではありませんが、これだけの機能/性能の車が1千万円台前半で買える様になったのですね。
価格はさておきして、もう一回りボディが小さくなって、トランクが大きくなったら、(僕にとっては)更に魅力的になります。
とにかくかっこいいですよ、TESLA ROADSTER。
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