5月のWordBench千葉は「翻訳&ドキュメンテーション祭り」と題して全国13箇所のWordBenchをハングアウトで結んで、それぞれが平行してWordPressのcodexやプラグインの翻訳を行うというもの。
テクニカルな話題が多いWordBenchでは異色のテーマではないかな?しかも一利用者としてだけでなく、WirdPressコミュニティにも貢献できるかもしれない・・・そんなWordBench千葉でした。
会場はいつもの千葉コワーキングスペース「201」ね。
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Codexを翻訳するということ
具体的にはWordBench千葉ではInclude Tags « WordPress Codex(日本語版はインクルードタグ – WordPress Codex 日本語版)に掲載されている各タグの和訳を各自が行いました。
具体的な方法は[WordPress] WordPress Codex 日本語版を更新してみようを参考に。
各自がそれぞれに和訳が不完全な個別のインクルードタグのページの和訳に挑戦したのですが、これがなかなか難しくて。
WordPressに関わるテクニカルなこと、他のページとの内容・訳語・文体的な整合性、codexで使われているwiki記法、翻訳後のテキストでのcodexの更新など、それぞれに難しい。
これらは実際にやってみて気がついたこと。
単に翻訳すればいいってものではないですね・・・。
自分としては、翻訳部分に関してはなんとかなるつもりだったけれど、これもなかなか難しかった。普段ほとんど英語に触れていないブランクがあることは自覚していたけれど、それ以上にレベルが高く、また受験英語+αとは違う分野に感じました。
もしかして技術書って、こういう書き方が普通なのかな?
反省も
参加メンバーにはWordPressのプロはもちろん、技術系翻訳のプロがいらしたのでなんとかギリギリで進められた感じ。
なにをどうやるのかを全員が事前により把握する必要があったと思うのだけれど、やってみてようやうわかったことも多くあったので、これは次回(やろうよ!)に活かしたいなーと(自分はプラグインの翻訳をするつもりで参加したのでそっちの準備はしていたものの、Codex周りはまったく・・・)。
とにかく各フェイズごとにレベルが高く、みんな苦戦してました w
それとこれも結果論でしかないんだけど、全体を見渡せるスキルを持った人がいなかったので、個別にそれぞれに翻訳を行うよりも、全員でひとつの翻訳をするとぐっと効果的に進められたんじゃないかな。
バラバラに取り組んだことで広く知識を得たり経験出来てよかったけれど、完全に仕上げられたものはなかったです。
いつものハンズオンとはちがう楽しさ
WordBench千葉ではテクニカルよりのテーマをベースにしたハンズオンが多いけれど、今回はそことはちょっと方向性が違っていることと、ハンズオンで全国13箇所のWordBenchを結んでの共同開催と、新しい試みでよかったなと。
自分の場合は普段自分が使っているのと違った頭の使い方であることや、受験を思い出したり(英語の勉強は好きだった)がとても楽しかったです。
まだコミュニティに貢献するには程遠かったけど w
新しいテーマを新しい切り口で、新しい手法でやっていけるWordBench、来月も楽しみです。