『Word of the Year 08 ~今年のコトバを振り返るブロガーイベント~』に参加してきました。
■日時:2008年11月26日 19:30~
■運営:ニフティ株式会社 Word of the Year 08 運営事務局
■場所:恵比寿「SPAZIO 2」
内容は下に掲載のキャプチャにある通り、
今年話題になった出来事やトピックスを振り返り、象徴する「コトバ(Word)」を考え、さらに2009年を占うことで、一足先に世の中に話題を提供するブロガーイベント
と言うことなのですが、残念なことに少々気になる点がありました・・・。
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■パネラー:眞鍋かをり(タレント)、鏡リュウジ(占星術研究家・翻訳家)、森大衛(書家)
■モデレーター:渡辺敦美(日経トレンディ編集長)
という布陣で、まぁ自分としては大好きな眞鍋かをり嬢を見たかったというのが応募したきっかけの多くを占めてはいたのだが・・・。
時間ぎりぎりに会場に着くと、早速yujiさんとwebmanさんを発見した。不思議なことに、かなり大規模な会場でも不思議とすぐに仲間が見つかるもので・・・。
配布された軽食を食べつつ聞いていたトークの内容を纏めてみよう。
●日経トレンディでも着目していた今年の話題の傾向
・安くてかつデザインのいいものが流行った
・海外からの影響が大きかった
・かつて(93年頃)のような行列現象:iPhone,H&M,クリスピークリームドーナツ等
・注目の消費者層の年代が上がってきた(以前は女子大生→女子高生→女子小中学生、最近はアラサー→アラフォー)
●来年予想される傾向
・更なる低価格化
・エコプロダクツ(結局今年はヒット商品は出なかった)
・渡辺編集長:インターネット発で一気に広がるブーム
・森さん:安くてもいいものが広まる
・眞鍋さん:「お金がすべて出ない時代」になる
ここでパネラーの思い描く「今年を表す漢字」の発表。
●眞鍋さん:破
●鏡さん:再
●森さん:震
眞鍋さんの「破」を見て、僕はノーベル賞でも話題になった「対称性の破れ」を連想しました。
森さんの「震」は、非常に時代を捉えているなと感じました。
そして、会場の皆さんに配られた色紙に「今年を表す漢字」を書いてもらい、それについてトークをするなど、ごく普通の展開でした。会場全体を見ても、ありふれたと言うか、予想のつくような漢字ばかりが並んでいた気がします。
ここで、パネラーが別室に移動して、今年を表す一字の選考にはいり・・・、その結果を森さんが豪快に大筆で書き上げてくれました。
その字は「変」。
書いているときには何の字か分からなかったのですが、書きあがったものを見ると、その震えるような筆遣いが「時代の不安定さ」を映し出しているような気がしてきました。
「変」には、所謂「変な」という意味、そして「変わる」「変わっていく」と言う意味合いを含ませているとのことでした。
そして最後にフォトセッションがあって会は終わったのですが・・・、いろいろと疑問の残るイベントでした。これも纏めてみましょう。
●事前のアンケートの結果が全く反映されていない
参加者は応募の際に「今年を表す漢字」を書かされているのに、それについて全く言及がない。本来的にはそれをグラフ化するなりして見せ、選考に反映させるべきではないか。実際のところ、自分はその結果に興味があって、応募し、参加した。
尚、自分は「乱」と書いて応募しました。●会場で参加者に書かせた漢字は何の意味があったのか?
申し込み時に加えて、再度会場で色紙に漢字を書かせ、それを基にトークをしたものの、さっと概観するだけで意味があったのだろうか?それを回収して選考に反映させるべきではなかっただろうか。
ちなみにこの時は「荒」と書いたが、本当は「爛」と書きたかった。しかし字が難しくて書けなかった・・・。●不可解な写真規制
最後のフォトセッション以外での写真撮影はプレス以外は禁止されていた(隠れて数枚撮ってしまったけど)。最後のフォトセッションは撮影自由となったが、ずっと最前列にいたプレスの方達が壇上を取り囲んで自由に取れるようになっただけで、一般参加者は自席から撮影をするだけで何の面白みもないものだった。●これって「ブロガーイベント」なの?
単にレセプションと言うか、発表会にしか思えなかった。「ブロガー」として考えるシーンは何もなかった。この内容であれば、参加者が「ブロガー」である必要もない。
自分がブログにこのイベントのことを書いたのは、「ブロガーが参加する必然性がない」のに「ブロガーイベントを名乗るイベント」が増えてきたことに対する警鐘でもある。
最近は「ブロガーイベント」とタイトルのつくイベントが増えている。しかしこの辺の勘違いをしているイベントを自分はいくつか体験している。イベント主催者の方は、この辺の勘違いをしないでほしいなと思う。
特に今回はニフティさんの主催であるにもかかわらず、この内容であったことはココログという看板を持っている企業としては致命的ではないかと思う。
最後に一つ付け加えておこう。
眞鍋かをり嬢のニーソ姿は美しかった。そして彼女はやはり頭の回転もよく受け答えもうまい。天は二物を与え給もうた、というところか・・・。と、もともと彼女のファンである僕は満足だった。
でも、それって、やっぱりブロガーイベントに必要な要素じゃないよね。
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kiraさん 先日のイベント(とその後の喫茶店)では有難うございました。
私もアフターでのお二人とのフリートークがとてもためになりました。ほんと、こういうブロガー同士の語り合いの場って、深い話が出ますよね、、、
また、ぜひいろいろお話させていただければ幸いです。
http://ameblo.jp/webman/
お誘いして、一緒に行っていただいてありがとうございました。
WEBMANさんもいたし、そういう面では楽しかったですね。
今後は、参加するイベントをシビアに選ぼうかなと思いました。
しかし今回は眞鍋かをり嬢を見られたことで、不問とします w。
http://kira-ism.seesaa.net/
@NiftyのWord of the Year ’08に行ってきました
昨日、ブログ仲間のkiraさんに誘われて、恵比寿のSPAZI…
http://blog.junkword.net/2008/11/niftyword-of-the-year-08.html
自分も同じような感想でした。
ブロガーイベントも「変」革期ってことでいいんじゃないでしょうか・・・でも、眞鍋かをりさんに救われたイベントだったのは確かですね(笑)
http://blog.junkword.net/