いよいよ間近に迫ってきた首都高速道路の距離別料金移行。
自分はあまり賛成ではないのだけれど・・・、と思っていたところにBBWatchからニュースが。
首都高速道路は15日、首都高速道路(首都高)利用車の利用距離を把握できるシステム「首都高X(仮称)」に、ビットワレットの電子マネー「Edy」を採用すると発表した。
首都高Xは、首都高速道路が2008年秋から開始を予定している首都高の距離別料金移行に際して、ETCを装備していない自動車でも首都高の移動距離を把握し距離別料金を適用できる装置。首都高Xはレンタル提供される予定で、匿名かつ複数人で利用可能。自動車のシガーライターソケットに装着することで利用できるとしている。なお、2008年5月現在の距離別料金案は普通車で400~1,200円となっており、ETCの時間帯割引などの割引は適用されない見込み。
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自分は首都高速道路の入り口のそばに住んでいる割には、ETCをつけるほど頻繁に首都高速道路を使う訳でもないし、そもそも料金制度の変更にかかるコストをどこで回収するのか疑問を感じていたので、割と納得できるニュースだ。
価格もリーズナブルで抵抗も少ないと思う。
でも、仕組み(入り口で最高料金を払い、出口ではノンストップで降りて、後日差額を料金所やコンビニエンスストアで払い戻し)がちょいと分かりにくいことと、その入出金がEdyで行われることには、イマイチ感を感じる。
Edyは電子マネーのほぼデファクトスタンダードになっているから、まぁ仕方がないか(自分はほとんど使ってないが)。ビットワレット株式会社は儲かるんだろうなぁ。
ともあれ、本当の(結構高価な)ETC機器の導入をせずにすむことは、よかったなと、素直に安心。
渋滞解消や首都高の収支改善など様々な期待に応えてほしい。
●参考リンク
首都高速道路株式会社のプレスリリース