本日(6月27日)、さくらインターネットから「お客様満足度調査へのご協力のお願い」のメールが届きました。
平素よりさくらインターネットに格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
この度、弊社では更なるサービスの改善を目的として、お客様満足度調査を実施させて頂くこととなりました。つきましては、現在お客様がご利用中のサービスに関しまして、率直なご意見をお伺いしたく存じます。下記の調査サイトURLへアクセスし、アンケートにご協力頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様のご回答を心よりお待ちしております。
自分は他のレンタルサーバもいくつか触ったことがありますが、表面的に触っただけなので詳しい比較評価は出来ないけれどいいところも悪いところもあると思っています。
で、特にこれだけはなんとかして!と訴えたいこともあったので、回答してみたですよ。
そもそも自分はネットリサーチ業を長く経験しているので、アンケートの出来とかその調査結果をどう使うのか?というところに人一倍目が行くのです。
そんなアンケートの内容の評価や感想と自分が訴えたかったことなどまとめてみました。
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調査形式
調査はアンケート形式。
よくあるパターンですが、マクロミルのシステムを間借りしてやっています。ま、この程度のアンケートなら、どこのネットリサーチでも対応できる内容ですね。ただし、見やすさは優れている気がします。
でも、よく確認したら折角依頼メールには貼ってあるアンケートページヘのURLにはパラメータが2つ付いています。
具体的にはこんな形式(パラメータ等の詳細は伏せます)。
https://www.net-research.jp/airs/xxxx/xxxxxxxx?hoge=999999&hogehoge=9z9z9z9z9z9z
なのに何回でも回答できてしまう。複数回答を許すのなら、何のためにこんなURL生成の手間をかけているのか分かりません。
もしかして、メールを送ったぜ委員に同じパラメータが付与されているとか・・・?ないよね?
例えば、僕がそのURLをブログとかTwitterで公開しちゃったら大混乱になるよね・・・(そんな嫌がらせしないけど)。だから、重複回答は許してはダメなのです。
どうせURL弄るんなら、重複回答をできなくしてあげればさくらインターネットももっと満足してくれるんじゃないのかな。
同様に、Q2の設問で「会員IDをご記入ください」ってなっていますが、二度目のログインでまた同じ会員ID入れても弾かれないし。
もしかすると、存在しない会員IDでもそのまま受け入れてくれるシステムだったりして・・・?
この辺のシステム的な作りは不可解。「学術調査じゃないんだから細かいことはいいんだよ」ってことなら、URLにパラメータなんて付ける必要はないし、会員IDも尋ねる必要がないのでは・・・?
アンケートの内容
一方で、アンケートの内容は(回答ロジック的な意味では)まとまっていました。
アンケートの内容は、種々の項目について満足度や重視度を5段階(大変満足/やや満足/どちらともいえない/やや不満/大変不満)で尋ねるオーソドックスなもの。この形式でロジック的にまとまらない訳はないと言うか、自然にまとまってしまうものだけど。
でもこれ、答えようがない設問がほとんどのような気が・・・。
例えば「データベースについて」とか「メール機能について」とかね。具体的なトラブルを抱えて不満な人以外はほとんど否定的な回答はしないもの。
更に、不満という回答があった際にそれが具体的にどういう不満かも尋ねていない。ということは、具体的にその不満が何に対してのものか探れないということ。
この辺でアンケートの意義が自分にはまったく分からなくなりました。
「このアンケート票(設問構成)なら、(調査しても、しなくても)すでに大体分かっていることだけしかわからないのでは?」ということ。つまり、やる意味のない調査なのでは?と思うわけです。
この「お客様満足度調査」で自分が訴えたかったこと
で、最後の28番目の設問が「当社のサービスやさくらインターネットについて、ご意見・ご要望などあれば、お聞かせください。」というもの。
自分はここに回答したいという理由だけで、このアンケートに協力をしました。
何を書いたかといえば、この一言です。
「mod_deflateを実装してくださいっっっ」
ほんとになんとかして欲しいです、これ。
後はまぁ大体満足してます。
mod_deflateが実装されると、喜ぶユーザは多いと思うんだけどなぁ。
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