2012年11月27日にマイクロソフト本社にお邪魔して「Windows 8の魅力を一挙紹介!日本マイクロソフトブロガーイベント」に参加してきました。
自分はWindows8についての予備知識はほとんどなく、「Windows8での使用を前提としたタッチパネル搭載の端末で使わないと意味が無いのでは?」と思いながらの参加でした。
しかし、そんなことはなく、よく考えて作りこまれたOSでした。
その高い柔軟性とパフォーマンスが自分にとってはメリットに映り、魅力的に感じるようになりました。
ちなみに参加者の半数以上がWindows8の使用者でした。自分の予想よりも多かったです。
そして驚愕のおみやげも(もちろんモニター用として)!
という、ブロガーイベントレポートです。
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お話をして下さったのはマイクロソフトで製品マーケティングをしてらっしゃる森さん。
冒頭の写真の方です。大変エネルギッシュで話術も巧みでした。
10月26日のWindows8の発売カウントダウンイベントはマイクロソフトによる公式イベントだったそうです。これまでのものもそうだと思っていたのですが、実はそれらは販売店が主催したものだったそうな。
またこういった発売カウントダウンイベントは世界でもほぼ日本だけの珍しいイベントであるとのこと。製品が愛されている証拠かな。
概略のお話
森さんが終始強調されていたことの一つに「単にタブレット対応機能を付け加えたのではなく、これまでの技術基盤の上に新たに作り上げたもの」という」ということがありました。
「タブレットでないとやりにくいと感じる領域にまで踏み込んだ。これまではタブレット(タッチパネル)とパソコンとの二者択一しかできなかったがそれぞれに一長一短があり、どこかで妥協せざるを得なかった。タブレットWindows8によってその両者をシームレスにかつマチデバイスで扱えるようになり妥協をする必要がなくなった。」の説明には自信があふれていました。
OSとしての基本性能に注目
パフォーマンスの向上
ソフトウェアのアップデートにはファイルサイズの増大や動作が重たくなる等の副作用がつきまとうものですが、Windows8は逆にパフォーマンスを大きく向上させていました。当たり前といえば当たり前ですが、自分はこの点を高く評価します。だって一番大事なことだし。
そのベンチマークとしてWindowsXP、VISTA、8を3年ほど前のパソコンにインストールしての起動/終了/スリープからの復帰/同時に複数アプリの立ち上げの実験で、いずれもWindows8が最高のスピードをたたき出していました。
新しく作られた「ロック画面」
その名の通り、スマートホンで一般的となったロック画面と同様の機能の画面が搭載されました。ログインした状態でロックすると受信したメール数やバッテリの状態などが表示されます。
実効性のあるログインパスワード機能
これまで通りのログインパスワードに加えて、PINとピクチャパスワードが選べるようになりました。
ピクチャパスワードは自分の好みの画像の上で指定した動作(上下、左右、円を書く、タッチなど)をしてロックを解除するもの。これは楽しいというか、パス”ワード”がないのでパスワードが漏れる心配もないし、推察するのも難しいですね。
日本語入力も進化していた
タッチキーボードももちろん搭載されています。機器に応じて異なる入力デバイスを選べるのはWindows8の前提ですね。その機器ごとに最適な予測変換動作が設定されています。
タッチキーボードでは予測変換と連携して次にタッチしそうなキーの感知エリアを少し大きくして(例えばmaikurと打ったら次に打ちそうなoのエリアが大きくなる等)ご入力を減らしています。これはミスタッチの多い僕には魅力的な機能です。
締めのアピール
とにかくパフォーマンスが上がっている。とにかく早くなるのが売りであり、タッチデバイスを持っていなくても使う価値があるとのこと。
同感ですね!
まぁ、どうしてなのか不思議ではあるんですよね。なんらかの技術的なブレークスルーがあったのか、一部の機能を削ったとかそういうことが理由なのでしょうか?
会場での質疑応答で聞けばよかったのですが、後からふと思ったので・・・。
一つの動作もいろんな操作法がある(例えばシャットダウンは3つほど、裏技的なものも含めればさらに多く)ので「こう使ってくださいとうものはない」とも強調されていました。
そう言えるだけの柔軟性があるなーとは感じました。そしてその柔軟性はパフォーマンスにつぐ魅力と思います。
Windows8は対応マウスTouchMouseで操作してこそ快適
ちなみに!なのですが、意外と知らない方も多いようなのですが、マイクロソフトのマウスってかなりいいのですよ、ほんとに。
で、後半はマウスの開発を担当されている飯淵さんからMicrosoft TouchMouse 3KJ-00033についてのお話をいただきました。
Windows8をデスクトップとして使う場合はこのようなWindows8に最適化されたマウスを使うことが必要と感じました。
Windows8はタッチでの操作を意識している部分も大きいので、普通のマウスでの操作では違和感がある(というか使いにくい)部分もないわけではありません。例えば右側からチャームを引き出す時などですね。この操作もTouchMouseならワンアクションとのこと。
TouchMouseはそんな操作も容易でマクロやジェスチャなど、柔軟に機能をカスタマイズできるマウスでした。
その開発は基本形状から見直すもので、このようなモックが試作されたのこと。このうちの一番左のものがTouchMouseの原型となったそうです(写っている方が飯淵さん)。
ともに参加した友人(Windows8利用者)は「Windows8は使いにくいと思ってたけど、普通のマウスで使おうとしたことが誤りだったか・・・」とつぶやいていました。
なるほど、そうなんだろうなぁと納得です。
気がついたこととか
Windows8は単に新奇な機能で目を引くのではなく、パフォーマンス、柔軟性、タッチパネルデバイス、クラウドとの連携の容易さ等、技術的時代的な背景を反映しつつ基本性能を向上させるという実にオーソドックスな進化をしているのですねー。
そして操作性も使い方も幅広くに対応し、個人の好みに柔軟に対応できることも特長でしょう。
一方で、「使い方教えてよ」的な初心者さんはどうしていいのかわからないことが多くなるかな、マニュアル的なものも書きにくいかも・・・とも思いましたが、これはまぁ些細なことのような気がします。
Windows8の予備知識がない分、先入観もないつもりでしたが、それでも参加前とは随分と印象が変わりました。
モニターとしてのおみやげを頂いた!
マイクロソフトさんから驚愕のおみやげを頂いてしまいました・・・。
それは
Windows8 pro(アップグレード版)
Microsoft TouchMouse
です。
Windows8はダウンロード版で、ユーザーサポートを受けられないとかちょっとした制限はあるものの、れっきとしたホンモノです。
実は最近マウスを購入したのですが、Microsoft TouchMouseはその際に購入を迷ったものでした。
パソコンも7月に最新のWindows7モデルを買ったばかりで、しかも結構満足しているのですが・・・、もうWindows8にアップデートしてTouchMouseで操作するしかないような気が!
パフォーマンスがアップしているという時点で、アップデートしてもいいのかなとは思いましたが。
森さんも「パフォーマンスが上がるということだけでもWindows8にする価値がある」と言われていましたが、そのようにも感じているわけです(アップデートに起因するトラブルの不安もあるけどやってみないとわからない)。
ということで、近々Windows8モニターレポート(アップデートの様子も含めて)を書くことになりそうです。
お楽しみに。
最後にマイクロソフト本社の写真などを
ノートパソコンの場合はいいんだけれど、デスクトップ機の場合はディスプレイが遠いので、折角のタッチディスプレイもこれをタッチすることはあんまりしない気が・・・。
ということでMicrosoft TouchMouseの出番なんですね、きっと。
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