「インターネットマガジン」が休刊に

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ITmediaから相当驚きのニュースが速報として出された。「あの」インターネットマガジンが休刊になるそうだ。

インプレスは3月1日、インターネットを専門に扱ってきた月刊誌「インターネットマガジン」を、2006年5月号(3月29日発売)を最後に休刊すると明らかにした。

同社は「社会全体に大きな影響を与えるまでに成長したインターネットを、1つの雑誌でカバーすることは難しく、必ずしも読者ニーズに合っていないと判断したため」と説明している。

同誌は1994年9月に創刊。通巻136号で休刊する。公称発行部数は10万部。

雑誌の世界では「休刊」と言っても、復刊する見込みなど勿論なく、廃刊というべきであろう。

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自分がインターネットと関わるようになった時、情報を探してふらりと入った本屋で見つけたインターネットマガジンの創刊号を買ったのが思い出される。号を重ねるにつれて、どんどん本は厚みを増していった。当時、全く技術的な知識のなかった自分には、ちょっと多すぎて、かなり難しい情報を与えてくれた。他に比べるもののない孤高の雑誌であった。そして、日本で最初のインターネット専門誌であった。

しかし、この数年は「全然売れてない」と聞いていた。何年か前には誌面をフルリニューアルした。その頃にちょっと立ち読みをしたが、以前とは全く違った切り口の雑誌になっていたが効果はなかったのだろうか。

実は数日前に本屋にたちよった時に、たまたまインターネットマガジンが目に入って、手にとってみた。相当薄っぺらく(内容でなく、物理的に)なっていて、「売れていないから、広告も少ないんだろうな」と思い、少し寂しい感じがして、中身は全く見なかった。このことになんだか感慨深く感じていた。そこにこのニュースが出たことは、巡りあわせの偶然を感じる。

かつては憧れも感じた雑誌だ。仕事でも世話になった。なんだか「ありがとう」「お疲れ様」という気持ちになってしまう。

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1件のコメント

  1. ジャンクワードの森2006年3月8日 7:39 PM返信

    「インターネットマガジン」が休刊に

    インターネットに目覚めたころ、というか仕事でどうしてもネット関連の知識が必要になっていたころ(1997、8年ごろ)からあったので、ネット関連では古株ともいえる雑誌ですが、それでも休刊ですか—多分復活はないでしょう— 最近でもMovable Typeのインストールマニュアルなど、結構活用していただけにちょっと残念です。(とはいっても、昨年のリニューアルで方向性が違ったの購入はしてませんでしたけど) 書いていて思い出しましたが、以前にもリニューアルをきっかけに購入をストップした記憶があるので、インターネットマガジンはリニューアルの度に方向性が大きく変わる傾向があったのかなと思います。 INTERNET magazine (インターネットマガジン) 04月号 [雑誌]…

    http://wjw.boo.jp/blog/archives/000727.html

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