1994~5年頃。世の中にインターネットという言葉が少しずつ広まり始めた頃に、まさしくネットベンチャーといえるISP(当時はインターネットプロバイダと呼ばれていた)が続々と産声を上げ、インターネットの普及と「世の中を変えてやる」的な理想に燃えていた(ように感じた)。
そんな頃の状況は「InternetMagazine」のバックナンバー(詳しくはここ)を見ると感じられるだろう。
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さて、そんな最古の国内ISP(サービスインでは2,3番目には入っていたと思う)の一つ、JENSが姿を消すことになったというニュースがIT Proから。
日本テレコムは2月4日,子会社のジェンズ(JENS)とテレコムサービスを4月1日付けで吸収合併すると発表した。両社の経営資源を日本テレコムに統合して,グループ全体の効率性向上や経営体質強化が狙い。
吸収されるテレコムサービスは日本テレコムの販売代理店,ジェンズはプロバイダ事業を展開する。特にジェンズは,1992年に日本で初の商用インターネット接続サービスを開始した草分け的な存在である。
当時は、AT&T JENSって名前で企業向けのサービスに強かったと記憶している。そういえば、同社のISP事業のキーマンとお話をさせてもらったことがあったなぁ。あの人は今は何やってるのかな・・・。
IIJとかBekkoameとかRIMnetとか時代を作った、そしてトガッたISPが懐かしい。今はもうみんな・・・ねぇ。
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