前エントリハードディスクの健康状態をHD Tuneでチェックしてみようを書きながら、手元に不調で使わなくなった外付けのハードディスクがあることを思い出しました。
これもHDD Regeneratorで回復できるかな?と思ったわけです。
まずは定番のCrystalDiskInfoでS.M.A.R.T.を確認すると、セクタのエラーがかなりありました。
もっと詳しく状況を把握しておくべきかと、
つまりこれだけ不良セクタが多いとHDD Regeneratorはレジストしないと現実的に使えないし、他にも問題があるかもしれない、とHD Tuneを使ってみたら、かなりの壊れっぷりでした。
折角なので、HD Tuneで明らかになったその壊れ具合を公開します。
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このハードディスクにはこんな不具合がありました。
・パソコンへの接続時にドライブレターが認識されない
・データの読み書きの失敗(この時は、ドライブレターを失っている)
・パソコンからはハードウェアが繋がっていると認識しているが、ドライブとしては認識されていないっぽい時がある
※前エントリハードディスクの健康状態をHD TuneでチェックしてみようのHD Tuneのキャプチャ画像と比較して読むと面白いかと思います。
Infoタブ
まずHD Tuneで最初に見るのはinfoタブ。
中段のSupported features(対応機能)がおかしくなっています。ここはチェックボックスなのですが、チェックを入れることも外すこともできません。
下部の欄も粗方空っぽ。上部の温度計も動いていません。
データを記録する以前のレベルでおかしくなっているみたいです。
Healthタブ
Benchmarkタブ
動作自体がおかしいので無駄かなと思いつつ、Benchmarkを動かすと数秒で「Read Error! Test aborted(読めないよ!終了っ!)」と・・・。
小さなファイルの読み出しくらいは「大体」できたはずなんだけどな・・・
予想以上に酷いです。
Quick ScanモードでError Scan
容量は1TBなのでかなり時間がかかると思い、まずはQuick Scanモードでやってみると40秒程度で終了。
早い!エラーもない!素晴らしい!けど、そんなはずはない。
Error Scan
Quick Scanではエラーを認識できないようなのでQuick Scanのチェックを外して普通にError Scanしてみるとかなり時間がかかり、終了したのは11時間後。
赤いのはディスクの前半に集中してますね。規則正しく幾何学模様みたいになっていたり。
こういうのはディスクの磁性が云々ではなくて、物理的に壊れちゃってるのでしょうか?
とすれば、HDD Regeneratorをレジストして使っても直らなそうだし(詳細はHDD Regeneratorでハードディスクの不良セクタ修復にチャレンジ | kira-ismを参照)、ものすごい時間がかかりそうだし)、もしも直っても再発の可能性も高そう。
ということで、HDD Regeneratorを使うのはやめました。
もちろんレジストもしません。
このハードディスクはお役御免となりました。
1年も経ってないのに・・・・。
※本当は「HDD Regeneratorでハードディスクが蘇った!」なんてタイトルにしたかったのですが・・・残念。
関連リンク
- HDD Regeneratorでハードディスクの不良セクタ修復にチャレンジ | kira-ism
- ハードディスクの健康状態をHD Tuneでチェックしてみよう | kira-ism
- HDDをディスクイメージでバックアップできるEaseUS Todo Backup | kira-ism