Firefox3.6 とasghost.exeの組み合わせで起きる問題～解決編

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先日、「Firefox3.6 とasghost.exeの組み合わせで起きる問題」で書いたトラブルについて、解決法が見つかったので纏めました。

原因もなんとなく見当がつきました。

結論は「ASUS Security Protect ManagerのSingle Sign Onの機能をストップさせれば解決する」ということです。

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●方法
「Firefox3.6 とasghost.exeの組み合わせで起きる問題」で書いた通り、

プロセスGlobal Virtual Card Hostは、Cognizance Corporation製ソフトウェア Cognizance Identity ManagerまたはASUS Security Protect Managerまたは asghost.exeに属します。

ということで、自分の環境ではASUS Security Protect Manager(以降、ASPM)が入っているので、まずはこれを起動。

そして、Settings -> Advanced Settingsとクリックし、Single Sign Onのチェックを外します。

設定の反映は右下の「適用(A)」をクリックし、更に一旦ASPMからログオフして、再度ログインで完了します。

●なぜこれに気がついたのか
ASPMには色々な機能があります。もしもその機能に問題があるとしたら、そのすべてが問題ではなく、そのうちの一つに問題があると言うことなのだろう・・・と判断し、怪しげな機能を止めてみることにしました。
「Firefox3.6 とasghost.exeの組み合わせで起きる問題」で書いたとおり、「実はID認証があるページやflashのあるページでこの事象が起きるような気がしていた」ので、まずはID認証に関係がありそうなSingle Sign Onの機能を止めてみたら、これが正解でした。

更に、twitterのログインページにアクセスする際に、Single Sign Onをオン/オフさせてみることで、検証できました。

●いや、なぜこれになかなか気がつかなかったのか
5月にパソコンのOSをクリーンインストール(正確には、リカバリディスクで製品出荷状態にリストア)し直してから、この事象に見舞われました。それ以前にはこのようなことはありませんでした。実は、自分はSingle Sign Onの必然性がない(ズバリ言って使いにくい)ので、この機能を止めていたのです。

しかし、再インストールするとASPMの設定もデフォルトに、つまりSingle Sign Onが有効になっていたのです。少しずつソフトウェアをインストールしたり、もろもろの設定をする中で、ASPMの設定を後回しにしていたのです。

かつてSingle Sign Onを使っていたこともありますが、それはかなり前、つまりまだFxのバージョンは3.6になっていなかった頃。その後、Single Sign Onを止めて使い続けていました。だから、再インストール前はこの事象に気がつくことがなかったのですね。

●結局・・・
Windows上でASPMとFx3.6が同居している状態で、Single Sign Onを有効にしていると、Firefox.exeとasghost.exeのCPU負荷が異常に高くなる、ということが確かめられました。

ASUS Security Protect ManagerのSingle Sign Onは自分には使いにくく(Single Sign On自体はいい機能と思いますが)、不具合がなくても止めていた機能なので、今回も躊躇なく無効化しました。

この「Firefox.exeとasghost.exeのCPU負荷が異常に高くなる」事象が起きているマシンをお使いの方は、ASPMのSingle Sign Onが有効になっていると思われますので、確認してみてください。
このような状況なので、Single Sign Onを常用している方も、Firefoxが(或いはASPMが)バージョンアップして問題が解決されるまでは、Single Sign Onを無効にしてお使いになるのがよいと思われます。

関連リンク
Firefox3.6 とasghost.exeの組み合わせで起きる問題

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